スノーダクトの排水口にザルの設置は絶対にダメ

 

 

 

良かれと思ってくれて

気にかけてくれたのは

 

 

ありがたいことですが

これがいいとは限りらない

 

 

どこにでもありがちな

ことですが重要なこと

そんなお話です

 

 

私たちは雨漏りの修理や

屋根工事を主な仕事としています

 

 

その中には屋根のメンテナンスも

含まれています

 

 

メンテナンスで行うことの

内容の中には

 

 

屋根材の噛み合わせの

増し締めやコーキング材の

打ち直しなどがあります

 

 

 

 

 

 

 

 

また屋根形状によっては

清掃なども行います

 

 

また清掃をしていて

周りの環境によっては

 

 

枯葉などが屋根に飛んできて

常に清掃しておく必要が

あるような場合には

 

 

対策としてカバーの取り付け

などもおすすめしています

 

 

この場合の屋根は

スノーダクト屋根となり

 

 

基本的な構造として

屋根の上に大きな雨といがあり

 

 

ここに水が集まるように

屋根は傾斜がつけられています

 

 

集められた水は雨とい（スノーダクト）

に接続された排水管を

 

 

通して雨水ますへと

流れていきます

 

 

 

 

 

 

 

排水管は家の中の

目立たない部分である

 

 

クローゼットや壁の中に

設置されており

 

 

見えることはありません

家の中を排水管を

 

 

通すのにはリスクがありますが

これには理由があり

 

 

凍結させないという

ことが一番の理由です

 

 

また当然ながら排水管や

スノーダクトの排水口が

 

 

詰まると家の中へと

漏れてくるという構造でもあります

 

 

そのために清掃を

行い先ほどもお話しした

 

 

カバーをつけるという

対策をしますが

 

 

排水口は100mmの

円形の管に細かいゴミなら

 

 

落ちてしまうのではないかと

心配するような

形状をしています

 

 

 

 

 

 

これにはれっきとした

理由があり

 

 

排水管が詰まるような

ボールなどの大きなものが

 

 

入らないような

隙間となっていますが

 

 

落ち葉だと排水管へ

流れていくことで

 

 

心配になり排水口へと

ザルを被せてしまう

ケースがあります

 

 

これは絶対にやっては

いけません

 

 

 

 

 

 

 

ざるの目は細かいので

確かに大きめなゴミは

 

 

落ちないのですが

これがかえって

 

 

詰まる原因となります

排水口から水が流れないと

 

 

スノーダクトと屋根の

噛み合わせ部分から

 

 

浸水することになり

室内はものすごい勢いで

 

 

水浸しになります

そして良かれと思って

 

 

ザルを設置したことで

起こる雨漏りが1年に一度は

 

 

実際にあります

ザルの状況をこまめに

 

 

確認できるならば

いいのですが

 

 

そうでない場合は

絶対に設置してはいけません

 

 

くれぐれもご注意ください