根本を直さない限り必ず繰り返します

 

 

 

 

華やかに見える

舞台でも

 

 

舞台裏ではけっこう

人がいたりします

 

 

先日お手伝いで

舞台裏に入る機会が

ありましたが

 

うまく死角になるように

 

当たり前ですが

カーテンがあり

 

 

見えない工夫が

凝らされています

 

 

それでいて雰囲気は

感じ取れますから

 

 

なかなかいい場所だなと

裏手にいて感じたところです

 

 

 

 

 

 

 

ここ数日で冷え込みが

一時的に緩んでいる札幌ですが

 

 

こうなってくると

お問合せが急増します

 

 

ポタポタ水が落ちてきたとか

気づいたら床が濡れていてなど

 

 

雨では漏れてこなかった

パターンの雨漏りが起きます

 

 

いずれも築年数が古いもので

築30年を過ぎた建物が多く

 

 

家の中の熱が

屋根まで伝わってしまう

断熱性の低さと

 

 

屋根自体が古いことが

要因として挙げられますが

 

 

主に２つに分けられます

一つ目はすが漏れといって

 

 

屋根材と屋根材がつないで

ある部分の緩みや

 

 

劣化が起きている中で

雪が積もり重みがかかっています

 

 

 

 

 

家からの熱が屋根に伝わるため

屋根面の雪が少しずつ溶け

 

 

氷に近い状態となります

ここで外気温が上がってきて

 

 

雪が溶け出すと

屋根面が氷となっているため

 

 

溶けた水が流れにくくなり

さらに凍結しやすくなります

 

 

これが二日ほど繰り返されると

屋根のつなぎ目から

 

 

毛細管現象によって

水が吸い上げられ

 

 

室内側へと漏れる

これが「すが漏れ」という現象です

 

 

もう一つも近いですが

スノーダクトの中が

 

 

同じように凍結し

水の流れが悪くなります

 

 

どんどん凍結が増えている

ところに雪が溶けても

 

 

すが漏れの時と同じように

排水口まで到達する前に

 

 

水があふれてしまったり

排水口も凍結し

 

 

塞がってしまっている

こともあります

 

 

 

 

 

 

このような時期特有の

雨漏りになりますが

 

 

基本的に雪がなければ

漏れることはありません

 

 

そのため雪を取り除くと

直るケースがほとんどですが

 

 

中には亀裂がある

場合もありますが

 

 

春になり夏になると

漏れませんから

 

 

また何も起きない

日常になります

 

 

ここで油断していると

原因は解決していないままですから

 

 

また冬になり雪溶けや

暖気になると必ず再発しますが

 

 

これを数年繰り返している

方もいます

 

 

 

 

 

もう住むつもりがないなら

別ですが腐食やカビによって

 

 

屋根工事＋大掛かりな

修理となってしまう

 

 

前の季節のうちに

しっかりと直しておくことを

おすすめいたします