その要望はプロとして受け入れられないこともあります

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車に乗っているとき見かけたのは

歩道を歩いているおじさん

カラスに襲撃を受けているのを見て

この季節が来たかと思います

様々な地域で屋根に登らせていただきますが

この時期になると

必ず警戒しているのがカラス

はしごがついていれば

登りきったときに気をつける必要があり

まずは姿勢を低くしています

この時期はカラスの子育て時期であり

近くに巣があれば必要以上に警戒され

襲われる可能性が高まります

そのため怪しい場合は

透明のビニール傘を持って

屋根に登るわけですが

カラスから見れば人間に襲われると

思っていることで

その場にいる限りしつこく襲撃されることから

屋根の確認はできないこともあります

この状況下でドローンを

使ったことがないので分かりませんが

ひょっとすると確認だけなら

できるのかもしれません

とはいえ襲撃を受ければ墜落させられるので

注意が必要です

気持ちとしてはドローンで確認したほうが

屋根に登らずに安全ですし

楽であることは間違いありません

点検のみであればいいのかもしれませんが

それでも私自身は今のところドローンを

ほぼ使うことはありません

やはり視覚的なものだけでなく

感覚的なものも大切だと思っているからです

屋根に登れば下地がブワブワするとか

違和感を感じるとか

経験を通じて感じるものが

得られないからです

そのためじっくり観察することもあり

複雑な屋根や建物であれば

思いのほか確認の時間がかかることもあります

雨漏りであればその場ですぐに

断定できないことも多いですが

原因となる部分は把握できます

修理や葺き替えになった場合には

屋根材を剥がしてみると

木材が腐食していたり石膏ボードが

ボロボロになっていることが多々あります

ここまで想定することができていれば

お見積もりの段階で反映できるので

追加費用が発生することはありません

ここを見極められなければ

追加費用を新たに請求する必要があったり

もしかすると見なかったことにして

そのまま塞いでしまう方もいるかもしれません

私たちとしては見た以上

取替えるという選択肢しかありませんし

直さないわけにはいきません

こうしたことは屋根を剥がすため

避けて通れませんが

現状がどうなっているのかが

はっきりと明らかになります

何にでも直すに当たって確認することは

必ず必要と思っています

もちろん見なければ直す必要はありませんが

人にとって大切とされる「衣食住」のひとつである

住まいの要でもある屋根は

しっかりと確認すべきと思っています

そのため私たちはお客様の要望に

添えないこともあります

望まれることを満たすのが

仕事ではありますが

私たちがお客様のためにならないと

判断したことはしないからです

こうした想いを持って取り組んでいます

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