「屋根の形に理想はある？」について

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一般的に家を建てるとなれば

よほどこだわりがない限りは

規格がある程度決められた

形や内装などからの選択にした方が

よいでしょう

コスト面も考え決定事項の多い

判断など色々と細かい打ち合わせが

出てきます

そのためハウスメーカーさんでは

基本プランがあり

そこから決めていく方が

きっと楽だと思います

おそらくこういう家を

作りたいと明確なイメージがない限り

色は何色とか素材を選ぶなど

無数に選ぶものがありすぎます

外装でも外壁の色や素材

玄関の床やタイルなど

また屋根でも色を決めることもありますし

全て決めていくのは大変です

そのためすでに出来上がっている

建売住宅を購入した方が

ずっと楽という方もいます

（マンションと同じスタイルですね）

内装や色については

好みが反映されますが

おそらく建物の中で最も

よくわからない部分は

屋根の形状ではないかと思います

ここについて希望を明確に

持たれている方はほぼ皆無です

例えば「ゆるい傾斜の

ほぼ平らに近いフラットの屋根にする？」

「それともスノーダクト屋根にする？」

というもの

この選択ができた当時に

家を建てた方は

「聞かれても違いがよくわからないし

その選択がよかったのかが

わからなかった」と言います

建てた方もよくわからないまま

結局選択したのはフラットの屋根でした

（イメージ）

数十年暮らしてみて

実際のところはどうなのか？

というと正解です

凄く風の強い地域で周りが

開けているため風に乗って雪が

ほぼ飛んでいきます

そしてシンプルな分

スノーダクト屋根よりも

トラブルが少ないのです

これは地域によって

大きく変わりますが

風の強くない地区でやると

積もり積もった雪の重みで

屋根自体が凹んできたり

大きな雪庇になってしまうこともあります

フラットな屋根が向いているのは

近くに公園や木々があって

落ち葉が飛んでくるような

ケースであればフラット屋根が良いです

簡単には形状変更はできませんから

十分に検討する必要がありますが

立地条件に対応できる屋根であれば

やはりスノーダクト屋根が

オールマイティーとなります

雪はのせたまま自然と溶け

その水は建物の中を通り

排水されるため自己完結しています

もちろん弱点となる部分はあり

屋根構造にも向き不向きがありますが

ここを材料や仕上げの方法で

カバーする方法もあります

普段は全く見えないですし

見ることは少ない屋根ですが

「我が家はどうなんだろう」と

気になった方はお気軽にご相談ください

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