その雨漏りは人為的なものかもしれません

 

 

 

選択肢が多いと選ぶのが

面倒になること

そして決められなくなる

 

 

これはよく知られたお話です

そのため選択の中から

 

 

決めてもらうためには

選択肢をあえて少なく

することが必要になります

 

 

例えば色を決めるとしたら

好きな色が決まっていたとしても

 

 

微妙な色違いが無数にあれば

悩むことになり

 

 

おすすめのものを聞いたり

売れているものや

 

 

人気のあるものを選びやすい

傾向にあるようです

 

 

このようにあえて選択の

幅を狭めることとは反対に

 

 

選択の幅を広げること

頭を柔らかくして考えること

 

 

屋根ではタテにつなぐか

それとも横につなぐか

 

 

それ以外にするか

というような選択ができるのですが

 

 

このようにするには

仕上げる時のイメージが

 

 

明確になっていないと

できません

 

 

 

写真①

 

これには確認した段階で

（採寸するところで）

 

 

こうすると決めること

これができなければ始まりません

 

 

またこの選択が耐久性へと

つながっていきます

 

 

どうやるにすれ

工夫は必要ですが

 

 

職人ともなると

今までの経験の流れのまま

 

 

やってしまう事が多く

当たり前のこととして

 

 

普通に行っていますから

疑問を持ちづらいという

背景があります

 

 

都度応用せずに仕事を

行った場合には

 

 

結果として雨漏りという

事態へと発生していくことも考えられます

 

 

 

 

 

 

つなぎ方ひとつとってみても

わずかな差ではありますが

注意が必要な場所でもあります

 

 

 

古い部分を剥がしてみて

わかることも多く

 

 

写真①の事例で言えば

つなぎを作る部分もありますが

 

 

切りすぎていたことに

原因がありました

 

 

関係のない位置まで

切り込みを入れていたことで

 

 

防水処理（コーキング）こそ

塗っていたものの

 

 

劣化が進むとともに

強風が伴う雨天の時に

 

 

雨水が入り続けた結果

起きた雨漏りでした

 

 

ここは仕上げからでは

わかない部分となります

 

 

 

 

 

 

いっときのごまかしができても

要の部分でのごまかしは

良い結果となりません

 

 

このような場合では

耐久性が短くなり

必ず問題が起きます

 

 

私たちから見ても

直すために剥がした瞬間

 

 

「あー間違ったんだ」と

いうものもあります

 

 

これを見てつくづく

気をつけなければならない

 

 

ということを改めて

感じることも多いことから

 

 

間違えやすいところや

改善策などを取り入れ

 

 

事例の一つとして

漏れないために必要な工事へと

役立てています