屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
夜のうちにしんしんと雪が降り
朝起きると外の景色は一面真っ白
「結構積もったな…」そう思いながら
朝除雪をする時間があるかといえば
早く家を出ないと渋滞になるのが
目に見えているため除雪をする時間はなく
帰ってきてからの除雪となるだろうな…
このような生活環境は普通にあります
積もった雪だけでも大変なのに
屋根からも雪が落ちてくれば
窓があればあっという間に塞がります
こうなれば割れる可能性もあるし
暗くなるため除雪が必要です
雪はゆっくり落ちてくるものではなく
日が出て少し気温が上がったときや
雨が混じったり水分を含んだときに
一気に落ちていくことになります
落ちる衝撃で雪は締まるうえ
取り除く際は固くそして重くなります
降っている雪には重さを感じませんが
積もった雪の重さは想像以上であり
気温が高い時に積もるベタ雪は
疲れをもたらします
これは屋根にとっても同じであり
落ちる瞬間は地震のような衝撃となります
実際に水を含んだ雪は非常に重く
1㎡あたり数百kgになり
凍っていれば硬い塊であり
仮に人や車であったり
家の周りのものに直撃すれば
結果は言うまでもありません
稀に雪が落ちて車が潰れたという
お話しを聞くこともあります

落雪による事故では
破損させてしまうことが多く
自宅のみならずお隣への配慮としても
考えるというご相談が増えています
傾斜屋根では落雪対策として
いくつかの選択肢があります
1つは屋根に雪止め金具を設置し
落雪を防ぐ方法
2つ目は屋根自体を
雪止め仕様に葺き替える方法
3つ目はお隣との境目にフェンスを建てる方法
雪を落とさないようにするか
もしくは落ちた雪を防ぐかとなります
今後の耐久性も含めて
ベストな選択肢となるのは
雪止め仕様に変えることです
建物にとっては雪が落ちた方が
望ましいのですが
毎年雪に悩まされるのも
安心できる暮らしとは少し違います
雪止め金具でも雪は落ちませんが
雪が落ちる前提での屋根材のため
雪どけに不具合が起こる可能性が
高まります
フェンスを設置した場合では
落ちた雪と住まいの壁との間に
雪が溜まることから
結局は除雪が必要となり
放っておけば壁に傷みが出やすくなることから
こまめな排雪は欠かせません

また以前は屋根にヒーターを設置し
溶かした水を排水するという
構造の屋根が多く見られました
これは電気代が優遇されて時代であり
落雪させないために多くの方が
取り入れましたが
ヒーターありきの屋根のため
電源を入れ忘れたり
電気代節約のために
こまめに入り切りすると
凍結してしまい雨漏りへとつながる
非常にリスクの多いものでした
今は見かけることも少なくなりましたが
未だに現役で過ごしている屋根もあります
このように電気に頼るものや
自然に逆らうもの
起きたことを解消するということになりますが
まずは雪で悩まされないこと
これを元に考える必要があり
雪が落ちないのはいいけれど
雨漏りが起きるようになったとなれば
本末転倒となります
逆に急勾配の屋根であれば
雪は屋根に溜まることなく
積雪と同じになりますので
こうした屋根であれば通常の除雪による
負担だけで済みます

また塗装後数年の間は
雪が落ちやすくなりますので
不意な落雪には注意が必要です
昨年は落ちなかった雪が落ちてきて怖い
このようなことが起こりえます
またすべての屋根で同じように落雪するわけではなく
板金表面が滑りやすい屋根や
日当たりの良い南面
風あたりなどによっても変わってきます
自然現象である落雪を計算するのは難しく
建物を造る時の設計に左右されます
こんな背景から雪をのせたままで良い
スノーダクト屋根が生まれ今に至ります
雪に悩む必要のないスノーダクト屋根が
生活をするにおいて
一番負担の少ない形ではないかと思います
屋根は住まいや家族を守る存在ですが
落雪すれば危険要因にもなります
雪については様々な悩みがありますが
起きてからでは遅い落雪には対策が必要です
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です