珍しいものや変わったものは傷みが早い

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変わったものや珍しいものを使えば

その分の改善や対策が求められます

また耐久性があるものを使っていても

弱い部分は必ずあり

メンテナンスが不要なわけではありません

特に外壁でいうタイルは

メンテナンスが必要なないと言われますが

タイル面そのものは手がかからないにしても

窓まわりや屋根まわりなどは

コーキング材に頼っています

窓自体は樹脂製が多いことから

腐食することはないものの

輸入住宅などで使われる

木製サッシの場合には

塗装によるメンテナンスが必須となります

また変わったものだと

木製サッシをベースに装飾のための

カバーが取り付けてあり

このカバーと木部分の止水性は

パッキンによって防いでいるものもあります

日当たりによってはパッキンは劣化しますし

これはコーキング材も同様ではありますが

劣化することで雨は入りやすくなってきます

こうなったときの対策は取られておらず

多くの実績があるわけでではないことから

新築のその後の不具合など

データが不足しているか

知らないかどちらかでしょう

新しいものや珍しいものは

こうした事例が少なく

これにより起こる不具合ともいえます

ベースの考え方は一緒ですが

構造であったり仕組みを把握していないと

雨漏りという形で不具合が起こります

古いサッシの中には

不具合が起きやすいものも多く

サッシの排水部分における不具合や

外壁との取り合いなど

漏れやすい部分は決まっています

わかっているだけに注意して

設置をしたり対策をすることで

不具合を防いでいます

一度工法が確立すれば

そうそう変わるものではないとは思いますが

変える必要があるものもあります

もちろん変えるべきではない

こともありますが変わらないことは

よく言われる衰退だと思っています

雨漏りによる屋根工事をしている

私たちにとっては

全く同じ形状の屋根はないものの

屋根を貼るというベースは同じです

屋根にとっては絶対ルールである

「上から下に水が流れる」

これに逆らわないということ

これを基本としても改良の余地は

まだあると思っています

お客様からしてみれば数十年に一度

あるかないかの工事となりますが

私たちは常に修理や

工事を行なっています

いつまでも終わりがないのが

技術の世界ですが

これからは機械に変わる部分が

多くなるのかもしれませんが

まだまだ人による工事ですから

一軒一軒に合わせたオリジナルとなります

特に複雑な形状であったり

凝ったものは改良の必要が多々あります

直す際には現状維持の工事ではなく

最適な工事となるように

そして今以上に長持ちさせるために 

一定の技術力は欠かせません

まだ完璧とはいえませんが

日々更新し続けることでより安心できる

暮らしのお手伝いをしています

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