無駄になるかもしれない　その屋根工事

 

 

 

築年数は確かに古いの

ですが一度屋根の工事が

してあるため

 

 

そうそう屋根の葺き替えを

する必要はありません

 

 

30年に1度の葺き替えを

したとすると

 

 

もう葺き替えをする

機会は限りなく少なくなります

 

 

そのはずが葺き替えを

せざるを得ない

 

 

状況の場合もあります

それは雨漏りが起きていて

 

 

なかなか直らない場合

葺き替えているのだから

 

 

簡単に漏れるはずが

ないのですが

 

 

漏れてしまっているのは

施工が良くないからです

 

 

このような場合

応急処置をしていても

直らないことがあります

 

 

この場合の多くは見えない

部分での噛み合わせが

 

 

極端に少なかったり

防水処理がされていなかったりと

 

 

手抜きとまでは言わないものの

良い状態ではありません

 

 

これは剥がすことで

改めて確信するわけですが

 

 

ほとんどが「これは漏れる」

という施工となっています

 

 

 

 

 

 

 

またこのような漏れの場合

屋根を剥がさずに

 

 

上から被せていることも多く

これが事前にわかっていれば

 

 

一番最初の屋根も全て

剥がすことを推奨しています

 

 

どうしても元の屋根の

仕上がりに左右されるのと

 

 

下に屋根の鉄板があるから

という安心感なのか

 

 

仕上がりも良くありません

屋根の鉄板と鉄板の上に

 

 

下地木材などが

入っていた場合には

 

 

常に漏れていることで

木材は腐食し

 

 

ボロボロになりさらに

常に水を含んでいることで

 

 

鉄板は腐食し錆びて

ボロボロになります

 

 

そのうえ施工が良くないため

雨漏りが起こります

 

 

こうして悪循環となり

直らない雨漏りが誕生します

 

 

 

 

 

 

最初は誰にも気付かれずに

少しずつ腐食していく

 

 

パターンとなりますが

一定の時間が経つと

 

 

確実に漏れてきます

これではなんのために

 

 

屋根の工事をしたのか

わからなくなってしまいます

 

 

おそらくまだまだ

このような漏れはあり

 

 

これから起きるものや

今起きているものなどが

 

 

あるかもしれません

基本的には被せる工法は

 

 

取らない方が良いでしょう

少なくとも私たちは

 

 

被せる工法は行いません

（例外はあります）

 

 

私たちが良いと

思わないものを

勧めることはしません

 

 

これは多くの雨漏りや

これに対する改善が

 

 

なされずに起きていた

数多くの雨漏りを直してきたこと

 

 

剥がすことで毎回

確認していることがあります

 

 

水の流れが良くない部分や

溜まる部分に劣化が

 

 

起こりやすくなるため

特に水下側のつなぎ目を

 

 

作らないように

そしてできる限り少なくすること

 

 

 

（上写真のような屋根は漏れやすい）

 

 

 

他にも細い部分はありますが

弱い部分を改善することが

 

 

重要と考えています

そのため屋根は

 

 

葺き替えだけではなく

時には形状を変えることもします

 

 

一般的に考えれば

ここまでする必要はないと

 

 

いうかもしれません

屋根は簡単に漏れてはいけないし

 

 

漏れるべきではありません

それくらい重要視を

 

 

しているからこその

対応となります

 

 

確かに手間はかかりますし

時間もかかりますが

 

 

私たちにとっては

これがスタンダードです