やっぱりスノーダクトが肝心

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やはり剥がしてみなければわからない

セオリー通りの屋根でなく

屋根の下地も想像していたものとは

違っていることがあります

このような屋根では

漏れていることが多く

これに伴い屋根工事となるわけですが

今の屋根材を剥がすとさらにもう一つ

古い屋根があったりと

施工自体が良いものではなかったりします

こういったものも含めて

色々な屋根形状の屋根工事を

手がけてきましたが

おすすめできない屋根材や

屋根形状があります

これは住まいが建てられた時期によっても

変わってくるのですが

使うべきではない材料のひとつは

正規品や推奨品ではなく

これに近い同等品です

使われる部分は無落雪屋根で

もっとも要となるスノーダクト部分に

なる「谷コイル」という材料です

このスノーダクト屋根の特徴としては

屋根の水を全て集めることから

もっとも水が多く流れてくる部分であり

耐久性が求められます

排水口も大切ではありますが

このスノーダクトに使われる素材は

屋根に使われる素材とは

少し違っています

0.4mmベースの鉄板に

が裏表が樹脂コーティングが施され

耐久性が高くなっているもので

主にパナソニックの谷コイルが使われます

これには同等品がありますが

パナソニックの谷コイルと比べると

亀裂が入りやすく

耐久性に劣ります

排水口が端にある場合は

まだ問題が少ないのですが

中央に排水口がある場合は

谷コイル材を詰める加工が必要であり

この詰めた部分が弱く

亀裂入りやすくなります

なぜ亀裂が入るのかというと

家が地震などで動くと

屋根も当然ながら動きます

必要以上に動くことで

亀裂や緩みが

生まれてしまうことがあります

また屋根は常に外であることから

それぞれの季節によって

わずかですが動きがあり

伸び縮みが起きています

加工した部分は元々

負荷をかけているため

必要以上に負荷がかかると

ここに亀裂が起きるというわけです

では傷んだこのスノーダクトだけを

取り替えればいいのでは？となりますが

屋根を貼る前にまず設置するのが

スノーダクトであり

これに屋根を上から貼り

つまんでいることから

順番を逆にしてしまえば

しっかりとした工事はできません

そのためスノーダクトが傷めば

全ての屋根は基本的に葺き替えとなります

スノーダクト次第で

長持ちするかしないかが

決まってしまうといっても

過言ではありませんから

ここは丁寧にそして適切な

施工が必要です

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