窓から漏れる雨漏りを避けるために必要なこと

 

 

 

いつも屋根のお話しを

させていただいていますが

 

 

雨漏りは屋根だけではありません

私たちのもとへご相談いただく

 

 

雨漏り案件のうち

屋根が占める割合は6割

 

 

外壁が占めるのは残り4割と

外壁からの雨漏りとなっています

 

 

このように外壁からの雨漏りが

多く存在します

 

 

これは外壁の納まりが悪いことで

起こることであり

 

 

中には見るからに

「雨漏りが起きているのは明らか」

と感じるものもあります

 

 

今回はとある物件の

お話となりますが

 

 

このケースでは外壁からの

雨漏りが原因で

 

 

窓枠上部から室内に水が

漏れてくるという状況でした

 

 

雨漏りの原因はさまざまですが

この物件では完全に

 

 

「外壁の納まりの悪さ」

 

が問題の根本でした

なぜ納まりの悪い外壁が

 

 

雨漏りを引き起こすのか？

 

 

そして外壁の「納まりが悪い」といっても

具体的にどういう状態なのか？

 

 

納まりとは

「建築部材同士の組み合わせ」を指します

 

 

適切に施工されていなかったり

飾りが多かったりすれば

 

 

その分外壁からの雨水が内部へ

侵入しやすく雨漏りが起きやすくなります

 

 

 

 

 

 

特に窓枠と外壁材の接合部分

（取り合い）がコーキングのみに

 

 

頼っている施工となっていたことで

このコーキング材が切れて

 

 

劣化したことで

隙間から雨水が侵入していました

 

 

どうしても開口部は

雨水が集中しやすい箇所ですが

 

 

ここがしっかりと

止水処理されていないと

雨漏りが起きやすくなります

 

 

また水切り（雨水を排出する部材）が

設置がされていない場合も

雨水は壁内へ入りやすくなります

 

 

窓周りからの雨漏りは

見た目以上に深刻な影響を与えている

ことがありますし

 

 

見た目には窓枠周辺の

壁紙が剥がれたり

カビが発生する程度ですが

 

 

一番厄介なのは浸透した水が

木材を腐食させていることにあります

 

 

 

 

 

 

 

 

これにより建物の耐久性の一部が

損なわれるリスクがあり

 

 

また雨漏りが起こるたびに被害が広がり

修理範囲も比例して広がります

 

 

そのため早く直すことが

コスト削減にもつながるわけですが

 

 

この雨漏りを直す場合には

窓枠と仕上げである外壁材の内部から

 

 

防水処理や排出処理を

しておく必要があります

 

 

防ぐだけでなく雨水がスムーズに

排出されるようにすることも重要です

 

 

もうひとつはこのような劣化が

起こる前にコーキングの

 

 

打ち替えをすることで

内部への浸水を防ぐことができます

 

 

外壁からの雨漏りは

風が伴う強い雨のときに多く

 

 

また外壁の納まりが悪い場合に

発生しやすいトラブルです

 

 

この雨漏りは表面上からだけでは

応急処置はできても直りませんから

 

 

適切な修理が必ず必要です

こうなる前やすでに起きている場合にも

 

 

お気軽にご相談ください