修理費が捻出できないときにやるべきこと

 

 

 

私たちとしてもご相談を受けるからには

なんとかしてあげたいし

 

 

なんとかしようと模索をしますが

それでもどうしようもないこともあります

 

 

それは「直す費用が出せない」というもの

雨漏り修理の専門家として

 

 

そのような厳しい状況にある方への

アドバイスを差し上げたいと思います

 

 

まず根底としては雨漏りを

放置すると建物の構造を

 

 

傷めてしまう可能性があり

長期的には今修理をするよりも

 

 

更に高額な修理費用が必要になる

可能性があることを

ご理解いただきたいと思います

 

 

実際にここ数年間の間で

さまざまな物の価格が上昇しており

 

 

私たちの使うものに対しても

同様に価格が上昇しています

 

 

ただ経済的な制約があることも

十分理解できます

 

 

その場合の対応の中で

おすすめできそうなものを

いくつかあげたいと思います

 

 

1. 応急処置を行うこと

専門的な修理ができない場合でも

最低限の応急処置は必要です

 

 

例えばホームセンターなどで

入手できる防水テープや

 

 

シーリング材を使って

うまくいけば一時的に

雨水の侵入を防ぐことができます

 

 

うまくいった場合でも

あくまで一時的な対策であることをお忘れなく

 

 

 

 

 

 

2. 原因の特定と記録

雨漏りの場所や状況を詳しく観察して

記録してください

 

 

写真や動画を撮っておくことで

後々の修理の際に役立ちます

 

 

3. 専門家への相談

多くの業者が無料で

現地調査や見積もりを行っています

 

 

費用がかかりませんので

業者さんへ相談し状況を

 

正確に把握しておくことで

ひょっとするとご自身で直せるかもしれません

 

 

4. 分割払いや融資の検討

 

場合によっては分割払いに

対応していることもあります

 

 

ここは要確認ですが

自治体によっては

 

 

住宅リフォームのための

低金利融資制度を設けているところもあります

 

 

 

5. 補助金や助成金の確認

 

さっきと被りますが

お住まいの地域によっては

 

 

住宅修繕に関する補助金や

助成金制度がある場合があります

自治体の窓口に相談してみるのもありでしょう

 

 

6. 優先順位をつける

 

全面的な修理が難しい場合

最も緊急性の高い部分から

対応することを検討しましょう

 

 

専門家のアドバイスを受けた上であれば

計画的に修理を進めていくことが

できる場合もあります

 

 

 

7. DIYの可能性を探る

ここも応急処置と被りますが

簡単な修理であれば

 

 

専門家のアドバイスを受けたり

youtubeを参考に自分で行うことも可能です

 

ただ安全面や技術面で

不安を感じることがあれば

 

 

やはり無理をせず専門家に

任せた方が無難でしょう

 

 

 

 

8. 保険の確認

もし火災保険に加入していれば

修理がカバーできる可能性もあります

 

 

ただし老朽化に対しては使うことが

できませんから保険会社との

 

 

契約内容を確認してみることや

相談してみることも必要です

 

 

8つの選択肢を挙げましたが

いずれにしても雨漏りは

早めの対応が重要です

 

 

最終的にはどのくらい

住み続けるのかなど

 

 

考えることも多くなりますが

できる範囲で対策をしておくことで

 

 

被害の拡大を遅らせることができます

根本は直っていませんから

 

 

最終的には必ず本格的な

修理を行うことをおすすめいたします