屋根材の裏に隠された工事の名残

Tweet

Pocket

屋根工事をしていると

予期せぬ発見をすることがあります

工事の途中で見つかるものは

嬉しい発見というものではなく

これは古い屋根材を

剥がしているから故の発見でもあります

過去の工事の名残を目にすることで

考えさせられることもあります

屋根材の鉄板の下に

ゴミが紛れ込んでいることがあります

よく見つかるのは

防水テープの剥離紙です

紙なのでかさばることはなく

鉄板の下にあることすら

表面上からは全くわかりません

ただ本来は綺麗な状態である

屋根の中にゴミが残されているのは

「どうなのか？」と疑問に思います

些細なことではありますが

このようなことを目にすると

残念な気持ちになります

またここ最近では

ほぼ無くなりましたが

タバコの吸い殻が屋根の下に

残されていることもありました

これも30年以上前に行われた

工事の時のものです

当時の職人さんたちは屋根の上で

休憩をとることが多く

そこでタバコを吸い

その吸い殻を落とすというよりかは

流石に片付け忘れたのではないかと

思っていますが今ではまず

考えられないことです

こっそりと片付けながら

これまた残念な気持ちになります

時代が変わり今では

こうしたことは全くありません

今は休憩時間は地上に降りて

車の中で休むのが一般的です

工事の品質管理も高まり

昔とは大きく変わっています

過去の風習の中には

よくないこともありますが

昔の職人さんも誇りを持って

仕事をしていたはずですし

技術や工事の基準は

時代とともに進化しています

私たちはその進化を大切にし

過去の教訓を生かして

より良い仕事を提供して

いくことにあります

私たちが古い屋根を剥がすことで

その下に見えてくるのは

単なる屋根材や木材だけではありません

過去の工事に携わった

職人たちの仕事ぶりがを通して

時代の流れが潜んでいます

私たちはその「見えない部分」を

明確にしてこれから先何十年も

安心して住める家を

守ることが求められています

もしもご自宅で雨漏りや

屋根の問題が気になる場合には

専門家にご相談ください

私たちは過去の教訓を生かしながら

丁寧な工事を心がけています

家の要とも言える大切な屋根を守り

次の世代にも引き継げるように

最高の技術でサポートさせていただきます

Tweet

Pocket