雨漏りをゾンビ化させないために必要なこと

 

 

古い家でたまに見かける

壁全体を覆っている植物

 

 

元々は観賞用であり

故意的に壁に這うようにしています

 

 

最近では店舗などの外壁を

覆っているのは見かけますが

 

 

個人宅ではあまり見かけることが

少なくなりました

 

 

この植物はとても生命力が強く

明るいところを求めて

 

 

どんどん伸びてきて

根を取り除くまで

 

 

しつこく生えてくるそうです

 

 

 

 

実は私も個人宅の外壁に

伝っていた大量のこの植物を

 

 

壁から取り除いてほしいと

お願いされたことがあり

 

 

剥がしたことがあるのですが

これでもかというほど

 

 

壁にくっ付いており

なかなかきれいに剥がれてこないという

 

 

苦労した経験があります

専門家からはゾンビとも

 

 

呼ばれるこの植物の名前は

「ノウゼンカズラ」と言い

 

 

覚悟をもって植える

必要がありますね

 

 

アスファルトをも

突き破って出てくる雑草にしても

 

 

同じですがやはり自然のすごさを

改めて感じさせられます

 

 

そしてこの雑草には根である

部分を取り除かない限り

また生えてきます

 

 

 

 

これは雨漏りも全く同じ構造であり

根である根本をしっかりと

 

 

直さない限り解決することはありません

表面上の見えている部分だけで

 

 

 

解決することはなく

氷山の一角にすぎないこともあります

 

 

明らかに簡単な原因のときも

多くありますがこれには

 

 

屋根の仕組みや

施工方法を理解していないと

 

 

雨漏りの原因を見つけることは

難しいのが実情です

 

 

住宅のトラブルNO.1は

雨漏りとなりますが

 

 

穴を塞いで終わりというような

簡単なものでない場合には

 

 

数年にわたって雨漏りと

付き合う必要があったりします

 

 

ただ雨漏りがあるケースには

傾向パターンがあり

 

 

これは建物にもよりますが

ほぼ漏れる場所は共通していて

 

 

どんな形の屋根であれ

それぞれの屋根には弱点が存在します

 

 

 

 

 

それ以外は人為的なミスや

丁寧さが足りないなどもありますが

 

 

この人為的なものが

もっとも見つけにくい部分となります

 

 

ここは表面上から見ても

わからないことも多く

 

 

コーキング材の仕上げで

隠れていることもあります

 

 

密着していそうで

密着していなかったりと

よく観察することが重要です

 

 

また小さなピンホール（穴）が

あいている場合もあります

 

 

穴の開く場所にもよりますが

実際には多少の雨が降っても

 

 

穴があいている程度では

雨漏りが起きなかったりします

 

 

ただし雪どけはまた別となりますから

雨漏りを見つけられない方に依頼して

 

 

雨漏りをゾンビとしてしまわないように

お気をつけください