劣化の対策を隠す工事はNGです

 

 

 

これから本格的に話題に

なってくると思われる問題

 

 

こうなるのは

必然だとは思いますが

 

 

築30年以上のタワーマンションが

全国に177棟あり

6万戸あるとのこと

（日本経済新聞より）

 

 

何が問題なのかというと

大規模修繕工事の費用についてです

 

 

積立修繕金を値上げしなければ

修繕費が賄えないかも

しれないということ

 

 

外部だけでなく

エレベーター取り替えに

なってくることや

 

 

海に近い（塩害を受ける）

立地条件の建物であったり

 

 

造りなどもシンプルとはいえず

その分あとから

 

 

お金がかかってくるのは

仕方ないでしょう

 

 

以前マンション購入した

知人が検討していたのは

 

 

まさにこのことで

タワマンではないものの

 

 

住居戸数が少なければ

個々の負担する積立修繕金も

 

 

多くなっていくことを

懸念していました

 

 

 

 

 

 

 

 

現在は全てが値上がりし

工事費も例外なく

値上がりしています

 

 

かといってこれを

やらなければ資産価値が

 

 

下がってしまうことや

余計に費用がかかるのは

 

 

間違いないでしょう

また共有部分で

 

 

成り立っているマンションでは

個々の判断では

 

 

決められないことも

マンションならではの

悩みでしょう

 

 

ここまで深刻ではないものの

戸建て住宅にも必ず

 

 

老朽化はやってきます

一番傷みを感じるのは

 

 

外壁となります

コーキングの劣化や色褪せ

 

 

壁のひび割れなどが起き

塗装をするか新たに

 

 

外壁を貼るかという

選択になります

 

 

 

 

 

 

 

このとき注意してほしいのは

上から重ねて貼る場合です

 

 

古い外壁を残したまま

新規に貼るわけですが

 

 

何も改善なく貼ってしまうと

必ずといっていいほど

 

 

雨漏りで困ることになります

また仮に剥がしていたとしても

 

 

同じように雨漏りが

起きてしまうでしょう

 

 

複雑な形であればなおのこと

改善しなければなりません

 

 

見た目だけを綺麗にしても

ダメなのです

 

 

大抵はコーキングを多用し

隙間を埋めたりしますが

 

 

埋めていい部分と

埋めるべきではない部分

 

 

このあたりも

把握していなければ

 

 

なんのために工事をしたのか

わからなくなります

 

 

そんなことあるんだ

程度で思われる方がほとんどですが

 

 

かなり高確率で起こります

コーキングが性能を

 

 

保っているうちは大丈夫ですが

劣化し始めると

 

 

症状が出始めることになります

壁の中だけで済んでいるうちは

 

 

気づかないことも多く

壁の中で限界を迎えることで

 

 

室内へと漏れてきます

こういったことを

 

 

避けるためにも現状維持のための

工事はおすすめしません

 

 

マンション並みにとは

いかないかもしれませんが

 

 

適切な工事をしておけば

耐久性は保てますから

 

 

くれぐれも工事の際の選択には

ご注意くださいね