雪止め金具を安易につけるのはNG

 

 

 

久しぶりに逃げたくなるくらいの

アブラムシの大量発生

 

 

雪虫も今いましたが

それどころではない

 

 

虫の舞うなか

屋根の上に登らなければならず

 

 

それなりに装備は

しているものの虫まみれ…

 

 

2、3日前に話題に

なっていましたが

 

 

もろに体感することになりました

メガネやマスクは必須です

 

 

それと同時に感じるのは

自然には逆らえないということ

 

 

屋根から雪が落ちる

それもある程度溜まってから

 

 

どカーンと落ちる場合

落ちた衝撃は地震のように感じます

 

 

 

 

 

 

 

そのため雪を

落とさないようにする

 

 

このような対策をする

検討をしていたり

 

 

実際に落雪を防ぐために

雪止め金具を取り付けしてある

 

 

屋根もありますが

安易に雪止め金具を

 

 

設置することで

起きる弊害があります

 

 

今までスムーズとはいえないにせよ

雪が落ちていたものが

 

 

全く落ちなくなることで

屋根材には負担がかかります

 

 

実際には屋根と

屋根とのつなぎ目に

強い負荷がかかります

 

 

 

 

 

 

これは屋根と接している

部分が凍結していて

 

 

雪が少し溶けると

氷の層まで水が落ちます

 

 

ここで水が氷によって

せき止められることで

 

 

水たまり状態となり

水の行き場がなくなると

 

 

屋根のつなぎ目には

水圧がかることで

 

 

毛細管現象が起こり

これによって雨漏りが起きます

 

 

これがよく言われる

「すが漏り」という状態となります

 

 

 

 

 

 

屋根材が古くなっていても

負荷をかけなければ

 

 

まだ頑張っていた

かもしれませんが

 

 

雪止めの設置は非常に

簡単ではあるものの

 

 

こういったリスクがあります

理想は雪止め機能が

 

 

ある屋根材へと

変更することです

 

 

葺き替えとなりますが

こうすることで

 

 

雨漏りへの対策にもなりますし

雨漏りが起こることは

なくなります

 

 

 

（この上の写真の選択はリスク大です）

 

 

屋根の傾斜によっても

選択する材料が変わったり

 

 

使えるもの使えないものも

ありますから適切な

 

 

選択も必要です

ここを間違えると

 

 

著しく耐久性が低くなることも

ありますから

 

 

注意が必要となります

また逆の発想として

 

 

雪を落としやすくする

といった方法もあります

 

 

これは断熱や通気も

関係するため

 

 

少し難易度が高いことと

費用面がかかることが

 

 

挙げられますが

本来は自然に雪を落とした方が

 

 

いいのは間違いありません

雪を積もりにくくする

 

 

こういった考え方もあります

自然相手ですから

 

 

毎回全てがうまくいくとは

限りませんが

 

 

落雪問題での対策も

しておりますので

 

お気軽にご相談ください