つなぎ目がないことのメリットとデメリット　

 

 

 

ずっと天気が良い日が

続いている札幌も

 

 

天気予報を見ると

月末は雨模様となっており

 

 

どの程度の雨になるのか

これによっては毎度のことながら

 

 

気になるのはゲリラ豪雨や

台風のような雨が増えると

 

 

雨漏りが起きる

家が増えるかもしれないし

 

 

応急処置をした上で

お待ちいただいている方の

 

 

雨漏りが起きないかなど

万全にしているとはいえ

 

 

工事前のお宅がある場合には

一定の心配があります

 

 

時々聞かれることの中で

 

 

 

 

というもの

極端にいうと一枚の

 

 

「大きなシートで覆ってしまえば

漏れることはないのでは？」

 

 

 

 

確かに大きなシートで

屋根全体を覆ってしまえば

 

 

漏れるリスクは

ほぼなくなります

 

 

このような施工方法は

もうすでにあり実際には

 

 

塩ビシート状のものを貼り

屋根を防水する工法があります

 

 

他にもありますが

このシートの幅は決まっており

 

 

つなぎ目はシート同士を溶着

（溶かして密着させる）

ものとなっています

 

 

 

 

 

密着の精度にもよりますが

隙間がなければ

漏れないのは当然です

 

 

そうなると気になるのはデザイン

もしも屋根が見える

建物だったとしたら？

 

 

このシート貼りだと

デザインのかけらもありません

 

 

 

 

 

屋根も含めて設計されて

いる場合にはデザイン性が大切

 

 

大変矛盾することになりますが

屋根にとってつなぎを

 

 

多くした方がデザイン的には

かっこよくなります

 

 

見た目がどうでも良ければ

防水シート仕上げでも

いいわけですが

 

 

見た目ってすごく大切

毎日住む家が

 

 

気に入らなかったら

ずっと気になってしまいます

 

 

服ならばすぐに

取替えられますが

家となるとそうはいきません

 

 

 

 

 

実際によくあるのは

色や柄についてを決める時に

 

 

必ず見ることになる

サンプルはサンプルだけに

 

 

ほとんどが小さいもので

実際に広範囲に使うと

 

 

色合いが違って見えたり

デザインが思っていたのと

 

 

違って見えることは

多くあります

 

 

そのため実際にその素材を

使っている家を見ることが1番です

 

 

無機質なのが鉄板の

良さであり

 

 

シックに仕上げるのには

適していますが

 

 

 

 

 

暖かみや劣化していくことで

出る味がないのが弱点となります

 

 

この辺りは色や素材との

兼ね合いになるところですが

 

 

こだわればこだわるほど

複雑になる可能性があります

 

 

素材が持つ防水性と

素材の良さが活かされる

 

 

止水性能が重要となること

そしてもう一つは

 

 

それを扱う

ていねいさとなります

 

 

複雑（ごちゃごちゃ）すると

当然技術も必要となります

 

 

 

デザインを活かすには

設計と使う素材

 

 

そしてていねいさが

あることが雨漏りを

させないための秘訣です