塗装と屋根点検を同時に考える

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「やもりびと」として活動しています

一般的に屋根や外壁のメンテナンスといえば
まず思い浮かぶのは塗装からと考えます

ただこれは築年数や過去の

工事履歴にもよりますが

塗装と屋根工事は“同時に

考えた方が良い場合もあります

これを知らないまま行うことで

後々やっておけばよかったという

後悔へとつながるケースも見受けられます

塗装と屋根工事はまったく別の工事に見えますが

実は“密接に関係”しています

どちらかではなく塗装と屋根工事を

同時に考えるメリットをお話ししたいと思います

メリット①：塗装後の“雨漏りリスク”を大幅に下げられる

塗装という作業は屋根の表面を

“塗膜”で覆う工事となります

しかしこの塗膜は板金の浮きや

コーキングの切れ・下地の腐朽といった

構造的な問題を覆い隠してしまいます

塗装のみを先に進めると雨漏りの原因を見逃したり

塗膜の裏で劣化が進んでしまったり

塗装が早期にダメになるというような

問題が起こりえます

逆にここをうまく塗装前に屋根専門家が点検し
浮き・締め直し・コーキングの打ち替えなどを行えば

「塗装後に雨漏りが起きる」

という最も避けたいパターンを確実に防げます

 メリット②：足場代が“1回で済む”

塗装も屋根工事も外作業には 足場が必須 です

足場の設置費は一般的な住宅で
20万円ほどかかってきます

塗装 → 数年後に屋根修理となると
その都度足場が必要になることから負担は増えます

塗装と屋根工事を同時に計画することで
足場は一度で済みます

メリット③：屋根の弱点を“塗る前に”直せる

屋根塗装が活かされなかった例として

コーキングはせずに塗装のみ行った

板金の劣化を考えずに塗装だけした

こうしたことは塗装前に

屋根専門家が点検していれば防ぐことができます

塗装は“きれいに見える”ようになりますが
残念ながら屋根の弱点を直す力はありません

塗装前の屋根点検は同時に考えること

これににより塗装が最大限活かされます

 メリット④：屋根と外壁のバランスを最適化できる

“塗装だけ”を先に行うことで
他とのバランスが崩れることがあります

屋根が劣化したままで外壁だけ綺麗

外壁は綺麗だけれど屋根が古いなど

見た目もそうですが家の耐久性や

バランスも大きく崩れます

屋根と外壁は家の「外皮」＝一体構造
可能な限り同時に考えることが必要です

メリット⑤：予算計画が立てやすくなる

塗装だけを考えてしまうと

後から必ず屋根工事が必要になります

そのため最初から塗装のみにするか

一部だけの屋根を葺き替えるかなども

視野に入れておくことで予算の配分や

工事の優先順位がわかりやすくなり

不要な工事を減らすことにもつながります

塗装を成功させるカギは

“屋根の専門家”が握っているといってもいいでしょう

塗装は価値ある工事
だからこそ屋根の専門家の視点を

セットで入れることが大切です

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