
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
できる限り購入前に知っておきたいことの一つは
特に中古購入における雨漏りリスクです
雨漏りは瑕疵に当たることから
チェックはされているものの
中には保証がないものもあり
確認しておく必要があります
中古住宅を購入する際には
多くの人が内装や設備に目を向けます
しかしキッチンや水回りを除けば
**最もコストを左右するのは「雨漏りリスク」**です
表面上はきれいなのですが
内部では静かに水が入り込んでいるということもあります
「リフォーム済み」と書かれていても
“どんな直し方をしたか”まではわかりませんから
写真などがや修理の履歴が残されているのが
望ましいといえます
実際には購入後1年あたりで
すぐに雨漏りが発覚したケースを何度も見ています
内見時に誰でもできる雨漏りリスクの見抜き方を
チェックリスト形式でご紹介します
内見では、まず「上を見る」ことが大切です
以下のポイントを確認しましょう
✅ 天井や壁紙にシミ・波打ち・クロスの浮きがないか
✅ 窓枠の下端・サッシまわりにカビや黒ずみがないか
✅ 和室の長押(なげし)や押入れ天井に変色がないか
✅ 天井点検口があれば、内部の木材が黒ずんでいないか
これらは過去の雨漏りの痕跡の可能性があります
売主や仲介業者が気づいていなくても
濡れていれば“履歴”は残ります
次に建物の外を観察します
遠目ではなくできるだけ軒裏や接合部を確認してください
✅ 軒天(のきてん)が黒ずんでいる、または剥がれている
✅ 外壁のジョイントコーキングが割れている
✅ 外壁の模様が違っている
✅ 屋根と壁の接点が通常とは逆になっている
これらが見られる場合には
屋根や外壁の止水ラインが弱っていたり
修理跡となるサインです
特に屋根の形が複雑な住宅
(谷が多い増築しているなど)は注意で
新築時の防水設計が複雑であり
雨水が滞留しやすくなっています
中古住宅では北側や屋根裏が
真のコンディションを教えてくれます
✅ 北側外壁や基礎にコケ・苔(こけ)が多い
✅ 屋根裏に結露跡(黒ずみや白い塩のような結晶)がある
✅ 屋根裏の空気がよどんでいる
これらは雨漏りだけでなく通気・結露・断熱不良のサインです
見た目には乾いていても
今後の住まい方によっては内部に湿気が
溜まりやすいケースもあります
「リフォーム済み」と書かれた中古物件ほど
注意が必要なこともあります
なぜなら見た目だけを整えて“隠れている漏水”は
そのまま残されているケースがあるからです
✅ 屋根や外壁の再塗装のみで葺き替え履歴がない
✅ コーキングがやたらと多い・厚く塗られている
✅ 軒先や外壁の一部だけ新しい(部分補修跡)
✅ 天井や壁だけ張り替え済みで他が古い
こうした“局所的な新しさ”は
雨漏り補修の痕跡であることが多いです
本格的な検査が難しい場合でも
内見時にこれを試すだけで違いが出ます
晴れの日ではなく雨の翌日に見学する
屋根裏が見えるなら懐中電灯で木材の色と匂いを確認する
気になる点があれば確認してみることが重要です
またインスペクションを依頼するなど
これにより購入後の修繕費が
数十万円〜百万円単位になることを考えれば
“最安の保険”といえます
中古住宅の雨漏りは「起きている」よりも
「潜んでいる」ことが多くなります
見た目がきれいだからこそ
その奥は大丈夫なのかを確認しておくこと
買ってから後悔しないためにも
必ず確認しておくことをおすすめいたします
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です