見えない雨漏りの真相

Tweet

Pocket

今回はわかりにくいご相談のうち

屋根ではなく外壁から来る

雨漏りについて「モルタル壁」や

「重ね貼り外壁」の

雨漏りについてですが

「一体どこから漏れてくるのかがわからない」

このとき多いのが

モルタルの壁であったり

金属サイディングの重ね貼り

であったりします

モルタルの壁であれば

表面上は塗装によって保護されていて

きれいに見えていても

そのすぐ裏で亀裂が入っていると

塗装の裏側へ水が入り込んだ場合

亀裂から入った雨が室内へと落ちていきますし

また増築などによって

建物が継ぎ足された場合では

通常の構造とは変わることから

雨漏りの経路がつかみにくくなります

次に金属サイディングの重ね貼りですが

表面に見える壁の裏側に

もう一枚の壁が隠れており

二重構造になっているわけです

この構造が雨漏りの特定を

難しくする大きな要因となります

雨漏りは侵入箇所と

漏れてくる場所が全く違うこともあり

そのため室内で雨漏りがある場所の

直上部分ではなく

実際の原因箇所は

もっと上部にあったりします

雨漏りの主な要因となるものは
サッシ周りのシーリングの劣化や

換気口やエアコンの配管まわり
外壁のヒビや浮き

外壁材の継ぎ目部分などがあり

目視だけでは判断がつきにくく

これには経験豊富な専門家による

調査が必要になります

実際にあった事例として

1階の和室で雨漏りが発生しており

表面上は雨漏りが起きている

箇所周辺に異常は見られませんでしたが

詳しく調査してみると

今は取り外されていて何もないのですが

元々設置してあった2階の

ベランダ手すり壁の

取り付け部分に原因がありました

そこから侵入した雨水が

壁の内部を伝って

1階の和室へと到達していたのです

雨漏りの特定には構造体の仕組みを

知る必要がありますし

数時間や数日を要する

雨漏りの調査もありますから

できるだけ早めに専門家に

ご相談することが必要でしょう

「どこから漏っているか分からない」
「いくつかの業者に見てもらったけど直らない」

こんなご相談依頼もあります

建物を長持ちさせるためには

早期発見・早期対応が何より大切となることから

雨漏りでお悩みの方は

お気軽にお問い合わせください

現地調査でしっかりと

原因究明をさせていただきます

Tweet

Pocket