部屋の天井に雨漏りのシミを発見したり、目に見える雨漏りが発生した場合、葺き替え工事を検討されることと思います。
その際、価格や相場感が気になりますよね?
札幌で雨漏り修理を専門にしているプロ集団「やもりびと」が詳しく解説します
葺き替え工事のお見積りに価格差がでるポイントとしては下記のような要素です。
現在の屋根の状態はどのようなものか?
屋根は目に見えている表面上も重要ですが、それと同じくらい屋根素材の下の状態も重要です。
屋根素材を敷く下面の板を野地板といいます。
通常古い野地板は残したままにして新しい屋根素材を張りますが、特に屋根から雨漏りがある場合には張り替える必要がある場合もあります。
そのあたりは適宜ご提案させていただきます。万が一屋根材の間から侵入してくる雨水が野地板に染み込まないように、そして結露防止の意味もあり野地板の上に防水シートを貼ります。このシートにはいくつかの種類があり貼り方によっても単価が変わってきます。
目立って見積もりに反映されるのがこの部分です。
屋根といえば昔はトタンと呼ばれるような錆びやすい亜鉛鉄板と呼ばれるものでしたが、現在は改良に改良を重ね、数年前まで最高とされていたガルバリウム鋼板からエスジーエル鋼板へと変わりました。
また雪が落ちない素材や形状も色々と出ていますが、主にこの素材や形状によって平米単価が変わってきます。代表的な屋根素材と特徴をお知らせします。
北海道特有の事情
ただ、北海道では瓦やスレート板は使いません。木造一般住宅には鉄板素材をつかうことがほとんどです。
素材 | 特徴 | 北海道での利用 |
---|---|---|
鉄板(エスジーエル鋼板) | 雪に強い | 最も適しています |
瓦、スレート板 | 雪に弱い | 使用不可 |
断熱材付金属屋根材 | 雪に弱い | 使用不可 |
一般的な葺き替え業者さんの仕事と私達の仕事は似て非なるものです。
通常、葺き替え工事は屋根素材を新しくする「だけ」となる作業がほとんどのようです。
実は、屋根素材を新しくしただけでは雨漏りリスクはそれほど改善されません。
現状の屋根の分析力、提案力が私達、雨漏り修理を専門にしているプロ集団「やもりびと」のアピールポイントです。長持ちさせるための工夫が色々とあるのです。
正直、他社さんでも真似しようと思えば真似できます。しかし面倒であり手間がかかることなのでしないことがほとんどです。多くの業者さんが仕事だけとって作業は下請けに回すことがほとんどなので、そのような面倒なことにコストは掛けません。
私たちがご依頼頂いたお仕事は私たちが責任持って対応します。
これまでご説明した見積もりに差が出るポイントを踏まえまして、よくあるケースをいくつかご紹介します。家の大きさなどから大まかな相場感を把握していただければ幸いです。
数万円から10万円程度。根本を直すことなく、わかりやすくいうと絆創膏を貼って一時的にしのいでいるものです。そのため絆創膏が剥がれるとまた同じ症状がでます。
部分的な修理は、特定の問題点を対象に行うものです。
例えば、屋根の一部が損傷している場合や、特定の配管に問題がある場合に適用されます。これは全体の交換ではなく、必要な部分だけを修理または交換するため、コストは全面的な修理よりも抑えられますが、問題が発生している部分だけに焦点を当てるため、将来的に他の部分で問題が発生する可能性は残ります。この方法は、限られた予算内で最も重要な修理を優先する場合に選ばれることが多いです。
ごく一般的に行われる葺き替えのプラン。弱い部分などはそのままに、古いものが新しくなるだけのイメージ。現状維持とも言えるため、どこに頼んでも同じような価格に沿った工事です。
私たちがこれまで見てきた屋根の弱点を改善し、いかに長持ちさせるか。雨漏りを多く見てきて、そして直してきたからこその提案プランです。根本から屋根を改善し、これからも家を長く安心・安全に住みたいと思われる方向けのプランです。
*金額は目安です。*全て屋根の大きさや形状によって金額は変わります
「安いに越したことはない」きっと誰しもが思うところでしょう。
ただ現実問題として安いものには安い理由があり、高いものにも高い理由があります。
私たちの志の中の一つに「何のために工事をするのか」というものがあります。
答えは「札幌の街から雨漏りを一掃すること」です。
これまでは、”雨漏りが起きるのは仕方がない”と考えられがちでした。
確かに、建物の構造上、一定の雨漏りは避けられないかもしれません。
しかし、私たちはそれを放置するのではなく、独自の理論と工夫を重ねることで、雨漏りの頻度を大幅に減らし、建物の長持ちを実現することを目指しています。
簡単に言えば、”雨漏りは当たり前”という常識に疑問を投げかけ、”漏れない”ことを新たな常識にしようと努力しているのです。日々の改善を重ね、雨漏りの少ない街づくりに全力を尽くしています。
最終的に仕上がってしまえばどこがどう違っているのかがわかりませんが、これについては「3つの見える化」としており、工事前、経過、そして完了を写真や動画で記録しています。ここまで取り組むことで可能となった最長15年保証という制度も設けています。
施工前の不具合の見極め、それに伴う提案、そして3つの見える化からの長期保証。
ここが雨漏り専門としての実績を活かしたプロ集団として何も起きない日常、不安のない日常を送っていただくことが私たちにとっても喜びの一つです。
こんな私たちの想いに共感してくださる方にとってベストな選択をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です