屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
「こうなるのがわかっていたなら
造らなかった」とか
「進められるままに造った」など
住まい手となるお客さまは
初めての家となるケースがほとんどです
それが本当にわかるのは
築年数が経ってからになります

仮に家づくりをするにしても
理想の形にしようとすれば予算は
大きく跳ね上がることがほとんどです
そのためある程度決まった規格の中で
選んでいかれたことが多いかと思います
外観の素材を選んだり
色を決めたりなどの他にも
明るい空間にしたいなどがあれば
出窓や天窓が設置されたり
出入り隅の多い設計となります
これにつられて複雑な屋根形状に
なることも多くなります
完成直後は確かに魅力的に映るのですが
本当の評価が下されるのは
築年数が経過してきてからになります
こうなるとシンプル建物が強く
メンテナンス性においても
費用面のおいても優れています
屋根や外装において
「シンプル」はデザイン上の話だけではありません
水の流れが素直
これが最大の理由となります
勾配が単純であり
流水方向が明確
そして水が滞留しにくい
水は流れてくれれば害になりにくく
流れを止めると劣化につながりやすくなります
シンプルな構造ほど
水は迷ようことなく流れます
出窓・天窓・出入り隅が増えるほど
弱点は増えるわけですが
これは住んでみて初めて気づくことになります
なぜかこの辺だけ汚れやすい
冬になるとここだけ雪が残る
その多くは構造上どうしても
水の流れを遮ったり
納まりを複雑にすることで
シーリングに依存する割合を増やす
という宿命を背負っています
ただ出窓や天窓が最初から悪いわけではなく
問題は劣化したあとも同じ性能を保てるかにあります
シーリングは必ず劣化する
金属は必ず伸縮する
木部は必ず動く
複雑な形状になれば
「どこか一か所の劣化」が
全体の不具合につながりやすくなります
住んでみて初めてわかる
「余計だったかもしれない部分」は
築年数が経つことで聞くことは
「ここは無くても良かったかも」
「掃除も点検も大変」
「結局ここから傷む」
設計段階では“付加価値”だったものですが
時間とともに
維持管理コストへと姿を変えていきます
このとき初めて
「すっきりと何もない方がよかったかも」
と実感するのです

シンプルだと味気ないようにも思えますが
トラブルが起きにくいこと
点検しやすいことがあります
**長く住むことを前提にした“合理性”**として
家に対するストレスが減る
こうした“静かな価値”を生みます
屋根や外装は、完成時が一番のピークであり
ここから劣化へと進みます
これから数十年の間に雨や雪
風や紫外線を受け続け
どう保てるのかが本当の評価です
劣化は必ず訪れるという前提で考えると
シンプルな構造ほどトラブルは少なくなります
これを実感するのは築年数を重ね
住まいと向き合ったあとです
結局はシンプルが一番いい
これは経験した人だけがたどり着く答えなのかもしれません
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です