屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
ご自身で屋根を確認される方でも
「特に問題があるようには見えない」
「雨漏りなんてするとは思いませんでした」
このようなことが起こります
雨漏りを常に見ている立場から見ると
大きな誤解です
雨漏りにおいては外観がきれい=安全
というわけでもなく
一見するとわかりにくく構造を知ることで
初めて理解できるという部分もあります
構造により使われる木材も変わってきますが
木材の乾燥が進むことで
下地が沈んでしまい(表面だけ健康なように見える)
積雪の重みが一定期間続くことで
勾配が微妙に狂うことになり
水が溜まりやすくなる
こうした変化にも少しずつですが
負荷が大きくなり傷みとなります

外から見るときれいでも
内部では劣化が進み始め
静かに雨漏りの準備が整ってしまっている状態です
特に傾斜の緩いフラットタイプの屋根で
起こりやすい症状となっています
次は重ね目やつなぎが多すぎる例です
これは施工側の都合であることが多く
規格の幅から切り出す都合や
加工上の長さの都合などによって
左右されていることもあります
見た目には綺麗に見えるつなぎであっても
つなぎに優先するのは止水性となります
今はあまり見かけなくなったものもありますが
まだ築30年を超える屋根では
このつなぎ方となっていることも多く
剥がしてみると漏れており
木材も傷んでいます
年数を考えれば仕方のない部分もありますが
これは手本となり
仕上げを考えるきっかけにもなります

上から下へ「水が流れるよう」に
重ねるのは基本ですが
風雨が押し込むことや
シャーベット状の雪による逆流など
普段は起こりにくいことも起こるのが自然です
見た目は完璧な板金であっても
雨仕舞い(流れの設計)が間違っていると
雨漏りは必ず発生します
取り合い部(壁際)が弱点のまま残っていることで
起こりやすくなることも多く
特に屋根と外壁の取り合い部分は
雨漏りの“最も多い入り口”です
ここは塗装でも見えにくいことから
メンテナンスにおいても誤魔化されやすい場所です
そして取り合いの雨仕舞いが悪い家ほど
外観はきれいなのに内部で濡れている というケースが多いのです
特にコーキングだけで処理されているものや
風が当たりやすい立地だと注意が必要です
雨漏りの現場でよく見られるのが過去に
コーキングを大量に盛った跡という
“応急処置の置き土産”です
これも都合良く覆われただけ”の状態ですから
確認が必要です
見た目がきれいなうちに対策する方が
雨漏りが出てから直すより圧倒的に安く済みます
ただ雨漏りが起きた家の中には
見た目では何も問題がないように見えるものもあります
症状が出るのには理由がありますので
外観のみならず確認しておくことが大切です
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です