屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
見た目・表面だけではわからないのが
雨漏りの世界
「どこが濡れているか」というよりも
“なぜ水が辿り着くのか” を読み解かない限り
本当の解決には至りません
数多くの雨漏りに向き合ってきましたが
どの現場にも共通しているのは
原因が1つとは限らず
時には“三層構造”になっているということです
これに気づかずに表面だけで判断すれば
一時的には治ったように見えても解決しません
この奥深さこそ雨漏りが難しい理由です
一層目となるのは表面であり
誰でも見える原因となります
ここは少し注意深く見ることで
比較的簡単にわかります
コーキングの割れや亀裂
板金のサビといった具合です
この段階で補修しておけば
症状は軽いことも多くメンテナンスレベルでの
修理となることもあります

ただここで表面層だけを直すのは
絆創膏を貼っているようなものです
本当の原因はもっと奥にあります
二層目は構造に関わり
専門家だけが読み解ける原因となります
雨漏りの大半はほとんどがここの問題です
ハゼ(板金の重ね)の噛み合わせ不良や
水返しが浅いもの
下地の沈み(合板腐朽)
取合い部の段差不良
ルーフィング(防水紙)の機能低下
正規から外れた施工
これらは屋根を上から眺めても
見えないことが多く
屋根の構造や施工を
頭の中で立体的に組み立てられなければ
推測が難しい部分です
この場合は水の“旅ルート”を想像する必要があります

三層目となるのは環境によるものです
特に最近増えてきたゲリラ豪雨と呼ばれるものや
想定外と言われる天候は
たまに起こることとはいえ
考えにくいことに加えて
劣化が追い打ちとなり漏れてしまうことです
元は同じ水でも雨と雪では性質が変わることから
雨漏りとなる原因も変わります
こうした季節もののトラブルは
「雨では漏れないのに、雪の日だけ漏れる」
そしてその逆もあります
これは 環境層 × 構造層 の複合であり
“経験値”と“データ”がなければ判断は難しいでしょう
雨漏りが治るかどうかは
どの層まで原因を追いかけられるかで決まります
第一層だけ見る業者 → 応急処置
第二層まで見られる業者 → 技術者
第三層まで読む業者 → 再発ゼロの専門家
「この水は何を経由してここまで来たのか?」
「どの気象条件のときに症状が出ているか?」
ここは観察する上で大切な部分となります
雨漏りの原因は
見える場所にあるとは限らないのが
難しいと言われる所以です
雨漏りは“修理業”ではなく“診断業”であり
推理が正解となることで解決します
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です