雨漏りを“防ぐリフォーム”

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「やもりびと」として活動しています

主な目的として考えられるのは

この二つではないかと思います

雨漏りを“防ぐリフォーム”と

“見て変わるリフォーム”によるもの

理想で言えばもちろん美観と

性能を両立させるのが一番いい方法となります

外壁や屋根のリフォームを検討する時
多くの方が最初に重視するのは「見た目の変化」です

「古くなった壁を塗り替えたり張り替えて明るくしたい」
「新築のように蘇らせたい」など

見た目が変わることで気分も上がります
しかしリフォームには２つの方向性があります

一つは“見せるリフォーム”
もう一つは“防ぐリフォーム”

この違いを理解せずに工事を進めてしまうと
きれいになったのに数年後に雨漏りが起きる

という残念な結果になりかねません

“見せるリフォーム”の特徴としては

デザイン性や色合い

仕上がりの印象を重視するリフォームであり
主な目的は「見た目を改善すること」

• 外壁の張り替えや塗り替えで色を変える

• 外壁材や屋根材のデザインを変更する

•  

このように見た目がきれいになることで

建物全体の印象が大きく変わります

ただし注意したいのは「外観優先＝構造後回し」に

なりがちという点です

たとえばですが

デザイン重視で水の流れを犠牲にする

というようなことになれば

一見美しくても素材にも構造にも負担をかける結果となります

「見せるリフォーム」は“装うリフォーム”
美しくても長くは持たない構造になることがあるのです

私たちが行うのはこの防ぐリフォームに

比重をおいており

目的は「見えない部分の耐久性を上げること」にあります

主には通気・排水の経路を確保したり

防水シートや下地材の固定方法を見直すこと

一見地味な作業ですが今以上に

建物の寿命を延ばす要素がここにあります

札幌のように雪・凍結が重なる地域では

こうした機能面の向上は欠かせません

かといって美観をないがしろにする

ということではありません

中には相反することもあるのですが

これらを両立させるためには

防水シートや板金の重ね順やつなぎを

雨の流れに逆らわずに配置すること

通気層の空間を活かし湿気や

入り込んだ水を排出することで

素材の寿命を延ばすこと

これらを重視した上で見た目の意匠を整えます

この順序が守られることで

「見た目の美しさ」と「雨に強い家」が成立します

家の中においては“見せる”ことや

使いやすさなどが重視されますが

外壁も屋根においても「守る」ための

構造が正しく働いているかが大切です

ここをおろそかにして見た目を整えても
耐久性は確保できません

また見た目の仕上げは作れますが

安心を兼ね備える仕上げは構造からでしか

作ることはできません

しっかりと守った上できれいに仕上げる
この順序が大切です

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