
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
「屋根がサビだらけで古く見える
そろそろ限界かも…」
こんなきっかけでご相談をいただくことがあります
ところが実際に確認してみると
**“見た目の劣化”と“実際の性能”は別問題**
このようなケースも存在します
見た目はすごく古く見えても
雨漏りしていない屋根にはいくつか共通する“条件”があり
今回はその判断ポイントをお伝えします
屋根の寿命を決めるのは
表面の鋼板よりも構造部分であり
見た目にサビが多少あっても
野地板が腐っていないことや
釘がしっかりと効いている
水分が回っていないこと
この3つがそろっていれば屋根はまだ“現役”といえます
逆に塗装で見た目だけきれいにしても
内部の傷みが進んでいれば本末転倒となります
「表面上より中身」このように診断においては
ここを最も重視します
屋根は水を逃がす構造であることが基本です
古くても勾配がしっかり取れていて
水が停滞しない屋根は強いといえます
スノーダクトでは難しいですが勾配3寸以上や
水を遮る造りではなく自然に沿った流れであれば
経年劣化しても雨漏りには直結しません
見た目よりも“水の通り道”がスムーズに保たれているかが鍵です
積雪があることで結露対策が寿命を左右することもあります
屋根裏に通気層が確保されていて
湿気がこもらない構造なら下地の耐久性は長持ちします
屋根の寿命は“外からの雨”もありますが
“中からの湿気”でも寿命を迎えることがあります
これを考慮せずに葺き替えても根本改善にはなりません
昔の屋根職人の仕事には
シンプルで理にかなった納まりが多くあります
極力継ぎ目が少なく配慮され
水が素直に流れるなど
こうした屋根は年数を重ねても
“壊れ方が穏やか”であり
見た目が古くても職人の
“設計思想”が生きている屋根はまだ戦えます
屋根の劣化は立地条件にも大きく影響されます
風あたりがが弱く雪の吹き込みが少ない
日射と通風がバランスよく当たるなど
このような環境下では古い屋根でも傷みは穏やかに進みます
「どの方角が傷みやすいか」を知るだけでも
屋根の延命につながります
屋根の葺き替えの目安としては
おおよそ年数で測ることができます
ただ構造と環境のバランスによっても
ここは変わりますので寿命も変わります
サビや退色よりも重要なのは
屋根自体の機能の問題です
ここの健全性が確かであれば
“まだ使える屋根”を無駄に壊すことはありません
ただ今後を考えると
葺き替え他方が良い場合もありますので
屋根の状態をしっかりと確認した上で
工事されることをおすすめいたします
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です