フラット屋根の抱える問題②

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30年ほど前に多く

建てられたフラット屋根と

全く同じではありませんが

最近増えてきたのが

少し傾斜をつけた

片流れの屋根です

基本は雪を乗せたままでOK

ですが敷地を多く取れない

最近の家では

雪問題になりかねない

雪の迫り出し対策として

雪止め金具を設置しています

また傾斜は水がストレスなく

流れていくように

100分の2ほどとしている

会社さんが多いようです

また、すが漏れ対策も

考えられているようで

鉄板の下に貼る

防水シートの重なりを

多くしていたり

雪庇になりづらいように

側面には壁を作ったりと

いったことがあります

それに新築ですから

換気や断熱が

しっかりとしている

今の家だと屋根の雪を

室内側から溶かすことなく

外気温によって自然に

溶けるのを待つだけ

これだと耐久性は

期待できそうです

ただし屋根の寿命が

延びるわけではなく

締め直しや塗装は

必要になってくるでしょう

自然に逆らって

雪を止めるわけですから

通常の落雪屋根よりは

負担がかかるるのは確かです

おそらく耐久性があるとはいえ

今の気候だとさすがに

30年は持たないだろうな

という印象です

雪が落ちる屋根に設計した

のであればやはり

落とすのが理想です

とはいえ土地の広さや

除雪の負担を考えれば

落とさない選択となるのは

仕方ないことです

その分は材料の

性能によるカバーと

建物の造りそして

造り手にかかっています

またこれには家を

建てる時にみられる

2区画を3区画にして

売ることでお隣さんとの

スペースがほぼない

といったことも

少なからず影響して

いるのかもしれません

遊び以外では

住んでいる人たちを

困らせる存在である雪が

電力やその他の

エネルギーに変わるような

ことができるのであれば

雪は嬉しいものへと

変わるのかもしれませんね

こんな未来があれば

いいのになと思うところです

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