未然に防ぐオーバーフローによる雨漏り

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寝ていたら顔に水が落ちてきて

何事かと思ったそうです

ちょうど寝ている部屋の上部で雨漏りがあり

びっくりしたということで

お問合せをいただいき確認させて

いただいたのですが

室内を見る限りシミ跡は残ってはいるものの

それほどダメージはなく

お客様いわく

「今までなんともなかったのに

急に大雨の時に漏れ出したんです」と

ご相談をいただいたお宅の

築年数は経過しているものの

屋根工事を一度しておりそこから20年ほど

経っている一戸建てのお宅

屋根に登ってみると原因はすぐにわかりました

スノーダクト内には水が溜まっており

水が流れていない状態です

排水口がびっしりとゴミで詰まっていて

雨水の逃げ場がなくなり

屋根の立ち上がり部分から

オーバーフローしたことで漏れたものです

ただのゴミではここまでにはなりません

お隣との境にある針葉樹の落ち葉

細かくて針のような葉も

まとまれば大きな障害物となります

この状況を写真に撮り

動画でも撮影しお客様に確認していただいたところ

「あぁ……これなんだ」と納得の様子

以前は年に1回は必ず屋根に上がって

自分で清掃をしていたとのこと
でも年齢的に屋根に登るのが危なくなってきて

ここ2年はやめていたそうです

「心当たりがないわけじゃなかったけれど

まさか詰まってるとは思ってなかった」

とおっしゃっていました

こうしたケースは決して珍しいことではなく
屋根というのは普段見えないことと

「何も起きていない＝大丈夫」と

思ってしまいがちです

でも実際には毎年少しずつ積もる

ゴミや落ち葉がある日一気に雨漏りを誘発させます

特に近くに樹木があるお宅では要注意

落ち葉は屋根の勾配や風の流れによって集まりやすく

排水口を詰まらせやすい素材の一つです

ここ最近屋根の上を確認していないとか

掃除は何年もしていないなという方がいれば

確認してみることをおすすめいたします

この漏れの特徴は屋根側にダメージは

ほとんど残りませんが

室内に大きなダメージを与えることがあります

そのため漏れてから考えるのではなく

漏れる前に備えること
予防も立派な雨漏り対策となります

突然やってくるように見えて

じわじわと進行している兆しを見逃さないことが大切です

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