何かのついででは直らない雨漏り

Tweet

Pocket

多くの現場を見させていただきますが

これは直したと言えるのかな？と

疑問に思うような仕上がりに

出会うことがあります

おそらく塗装のついでに

屋根や外壁にコーキングが

少し塗られている程度であり

ぱっと見では何かしたんだなと

分かるのですがよく見てみると

それでは雨は止まらないはずという内容

もしかすると応急的なもの

だったのかもしれませんが

見る限りでは本気で止めるという意志を

感じられないのは間違いありません

状況にもよりますが雨漏りというのは

そう簡単に直るものではなく

上から少しコーキングを

足したくらいで止まるのであれば

私たち専門家は必要ありません

でも現実には漏れて当然という工事が

平然とされていることも多く

実際にそれでお困りのお客様から

ご相談を受けることもしばしばです

先日も以前に別の業者さんが

直したという現場を確認しました

見てみると屋根の継ぎ目に

コーキングがベタッと厚く盛られていましたが

盛られていることで水の流れが遮ぎられ

逆に水を受け止めてしまう形になっていました

案の定これが原因となり

ポタポタと水が垂れていたわけです

これは直したというよりも

悪化させてしまったかもしれません

こうなる理由は明白です

一番は構造的な理解がないまま

施工してしまうことにあります

雨漏りの修理というのは

見えている“症状”を隠すことではなく

水の入り口と出口を見極め

そこを断ち切ることに本質があります

見た目は二の次になったとしても

やるべきことは改善です

コーキングをしておきましたとか

補修しておきました程度のことでは

あくまでも応急処置に過ぎません

私たちは雨漏りを止めることに

徹底的にこだわっています

それは家の寿命を延ばすためでもあり

なによりお住まいの方の

不安を取り除くためにあります

曖昧な仕上げやごまかしの工事ではなく

きちんとした原因を突き止めた上で

構造的負担の少ない修理や改善を行うこと

これが私たちの責任だと考えています

本当に直っているのか不安とか

前に直したけれどまた漏れてきたなど

そんなときにもお気軽にご相談ください

本当の修理とはこういうことかと

感じていただけるはずです

Tweet

Pocket