
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
今日は屋根工事のなかにおいて
とても大切な考え方である
「コーキング材の本当の役割」について
お話ししたいと思います
屋根を見たときに
鉄板同士のつなぎ目や
外壁との取り合い部分に
ゴムのような材料が充填されているのを
見たことがあるかもしれません
それがコーキング材となります
さまざまな部分で使われるこのコーキングは
屋根にとってはあくまで“保険のような役割であり
決して「コーキングをしておけば雨漏りしない」
というわけではありません
本当に大事なのはその内側である
屋根材同士の「噛み合わせ」や
見えなくなる部分にどうやって
水を入り込ませないようにするかという
構造的な工夫と施工技術にあります
屋根において止水処理というのは
基本的に水が流れていく方向に逆らわず
水が中に入りにくい
構造にすることがポイントになります
板金屋根であれば
継ぎ目の重ね方ひとつ取っても
水の通り道をしっかりと
考えておかないといくら上から
コーキングしても意味がありません
しかもコーキングは時間とともに
必ず劣化する素材です
どれだけ高性能なものを使っても
10年や15年と経てば硬化したり
割れたり剥がれてしまうことがあります
だからこそ見えない部分である
基本がしっかりしていないと
保険が切れた瞬間に漏れてしまうのです
表面上のコーキング材が劣化したことで
雨漏りにつながるようでは
屋根としての機能を果たしていません
そのためこの目に見えない
止水の基本を最も重視しています
屋根材の下にはしっかりと防水紙だけでも
漏れないように貼りますし
板金の重なりは極力つくらないように
水が溜まらないようにしたり
止水の役割であるコーキング材に
頼らなくても水が抜けるように工夫してあります
それでもコーキングは接着剤としても
なくてはならないものですが
表面上に塗るのは万が一のために
ダブルで守るために使っています
見えなくなる部分での止水が
大半となる屋根ですが
バランスによって成り立っています
仕上がりの見た目も大事ですが
施工の過程には技術が詰まっており
屋根という部分は
最も安心が問われる場所といえます
不具合があったり
何か異変があるかもと感じた場合には
お気軽にご相談ください
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です