屋根の雪が落ちそうで落ちない…これが一番怖い！

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真冬のような日々から一転して

だんだんと暖かい日が増え

道路の雪や屋根に積もった雪も

少しずつ解け始める時期になりましたね

建物にとっては屋根に雪が残ることなく

スムーズに落ちるのが

一番いいことは間違いありません

でも実際には「落ちそうで落ちない」

状態が一番厄介でして

これは時には建物を破損させる

リスクにもなり得ます

これは雪の積もり方や

気温によっても左右されますが

雪が屋根に積もり続けた後

気温の変化や日当たりの影響で

徐々に屋根面の雪は溶け始め

雪と屋根面の抵抗が薄れたときに

大きな塊となって雪が

せり出すことがあります

この状態が続くと…

起こるのはある日突然大きな塊で落下し

軒先や雨樋を壊してしまう

または落ちるタイミングが読めないことから

通行人や車に被害を及ぼす可能性や

お隣の建物への被害などがあります

こうしたリスクを避けるため

「できる限り屋根の雪を自然に落としたいけど

なかなか落ちていかない」という問題に直面するわけです

この「落ちそうで落ちない雪」への対策として

いくつか考えられる方法があります

① 除雪作業で安全に雪を落とす

最も確実な方法はこれです

ただし屋根の上から落とすことになりますので

滑って落下する危険があることから

慎重に作業をする必要があります

② 融雪装置を利用する

屋根の先端に電熱ヒーターを設置することで

先端から雪を早めに溶かすことで

せり出しを防ぐ方法となります

これは使い方を誤ると

中途半端に溶けた水が屋根に留まることで

雨漏りの原因になることも

ありますので注意が必要です

③ 雪止め金具を設置する

雪止め金具を設置することにより

雪のせり出し防止にもなります

④ 屋根材自体に滑り止めを施す

表面上がざらざらしていることで

屋根材と雪との抵抗が増えることで

雪全体が迫り出すことはなくなります

雪どけの時期は「落ちそうで落ちない雪」

が気になりますし危険でもあります

落雪によって建物自体を

傷めるリスクもありますから

できるだけ早めに対策を考え

手が届く安全な範囲で雪を落としたり

必要に応じて専門業者に依頼するなど

建物へのダメージを最小限に留めておくのが

良いでしょう

 
「来年以降の対策をしておきたい」

そんな方はお気軽にご相談ください

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