おすすめしない屋根工事

Tweet

Pocket

ここ最近よく使うことの多いAIは

質問事項や知りたいことなど

入力することで必ず答えてくれます

ですがこの答えが本当に合っているのか

本来は持っていない情報を

ネット上にあるものから調べ

要約して答えを出しているため

全てを信じるのには

個々の判断に委ねられます

中には必要な情報のみを

入力していき自分専用のAIを作る

といったこともできるようです

この状態であれば

「わからないものは正直にわからない」と

望むこと全てに

答えてくれるわけではない

これが自然なことなのかもしれません

これは屋根工事にも

当てはまります

例えばお客様の要望で

古い屋根を剥がさずに

上から重ねて屋根を貼ってほしい

ということで依頼されたとき

本当にその選択がいいのか？

雨漏りがある場合には

その工法ではやりませんとお伝えします

たまたま近所で古い屋根材を

剥がさずに工事をしているのを

見かけたり聞いたりしていることが

多いわけですが

個々の屋根に合わせた対応が

必要となります

明らかに雨漏りの痕跡がある場合には

必ず中を確認する

これが私たちの基本となります

ときどき「剥がした方が高いんでしょ？」

などと言われることもありますが

言うほど大きな違いはありません

問題はここではなく

しっかりと確認するべきかどうか

というところです

一見すると何でもない屋根であっても

剥がしてみたら漏れていた

なんて事はよくあります

屋根の造りによっては必ず

弱い部分があります

ここを改善しないまま

上から屋根を貼ることで

新しくなるとはいえ

弱い部分は強化されることなく

変わりません

劣化することでまた同じように

漏れる可能性が高くなります

改善できてないことで

耐久性は現状維持のままであり

こうなる事がわかっているため

それはやりませんという

選択肢や答えとなります

この辺りは雨漏りの専門家として

プロとしての意見となります

重ねたからといって

頑丈になるわけではなく

かえって弱くなりかねない

そんな屋根もありますから

重ね貼りはおすすめしていません

Tweet

Pocket