屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
もしも自分の家で外壁を
貼り替えるとしたら
どれを使うのが一番良いのか
以前こんな話を大工さんと
お話させていただいたことがあります
この時の結論としては
金属サイディングを貼るのが
一番バランスが取れているのではないか
そんな話をしていました
主な選択肢は「窯業サイディング」
「金属サイディング」「乾式タイル」
この3つでした
中でも乾式タイルが
一番高耐久ではないか
工事価格も一番高くなりますが
メンテナンスの塗装は
必要ありませんから
コストは抑えられます
ここまで聞くとタイル一択に
思えてきますが大きな落とし穴があります
仕上がりのタイル自体は
装飾であり防水性能には役立ちません
その下に貼るベースサイディング材によって
雨の侵入を防ぐことになります
窓まわりなど開口部分は
他のサイディング同様に
コーキング仕上げが必要であり
ここがしっかりとなされていなければ
のちのち大掛かりなことになります
ここ最近あった事例の中に
この乾式タイルがあります
出窓からの雨漏りであり
これを直すにはタイルを
剥がす必要がありました
基本はタイルを壊すことになり
復旧の際には同じものがないことが多く
これがわかっていることから
補修のことを踏まえ
当初の工事で余ったタイルを
皆さん保存してあるのですが
ほとんどが足りません
そのため新しいタイルを
使うことになりますが
色味が違っているため
元通りというわけにはいきません
また今回は出窓の上に窓があり
出窓だけでなく窓からの雨漏りもあり
何をするにしても
大掛かりとなります
最初は風が強い雨のときに
症状が出ることが多かった雨漏りは
雨が降るだけでも漏れるようになり
だんだんと量も増えていました
大掛かりになることが
わかっていたため
タイルを剥がさずに
補修を繰り返してきたわけです
この結果タイルを剥がし
ベースサイディングを剥がすと
下地木材はボロボロになっており
さらに柱まで腐食しており
蟻はいないもののボロボロで
強度はゼロでした
ベースサイディングのコーキングが
劣化するのは仕方がないとしても
さらに中の防水処理は
しっかりとされておらず
本来あるべき部分にも
防水処理はされていませんでした
たまたま今回は1箇所が
漏れましたが
他の部分も条件は
全く同じであり
いつ漏れてもおかしくはないし
腐食しているかもしれません
これを知ったお客様は
ゾッとしたようです
これを直すとなれば
全て剥がしてやり直しですから
せっかく高耐久のはずの
タイルを選んだ意味がありません
またタイルに限らず
水の入り口を塞ぐことで
とりあえず直ったように思えますが
実際に直っているわけではありません
1番は窓や開口部の防水処理が
甘いことにあります
これが雨漏りの根本の原因となります
ここを解決してはじめて
完了となるのですが最初から
壁材を剥がして直そうという
決断と判断をする方は少なく
まずは上から塞ぐという
対処方法が取られます
私たちから見ればこれでは
直るはずはなく
根本を直さないことには
直りません
表面上から水が入らなければ
雨漏りすることはないし
剥がす必要もないかもしれませんが
変わりつつある天候に
対応できないことが増えています
修理は確実に根本を直すこと
そして水は可能な限り
建物には入らないようにし
入った水は外へ流すが基本です
ごく当たり前に聞こえますが
これができていれば
雨漏りは起きません
1番の要因は施工の甘さや設計ですが
しっかりとした対処が必要です
こんな雨漏りでお困りの方は
お気軽にご相談ください
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です