雨漏りにおいても情報は多い方がいい

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すれ違いから始まるこの事件

2011年に米国にて起こった

実際の事件をもとに作られている

この作品の名前は

「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」

最初は些細なことから始まります

鬱であり心臓が弱いケネスは

自身の医療用通報装置を

寝ている間に誤作動させてしまいます

これに気づかなかったことで

緊急対応として警官が駆けつけますが

緊急ではなく間違いだったことを

伝えるものの聞き入れてもらえず

部屋に入れるのを頑なに

拒んだことで警官は不信感を抱き

最終的にはドアを壊して

入ってきた警官に撃たれ終わります

時間にして90分

当時の実際の音声も残っており

不当だったことがわかりますが

逮捕者は誰もおらず

助けるための仕組みがあることが

かえって事態を悪化させました

警官による思い込みやイメージ

プライドなどによって

引き下がれなくなったこと

家の中へ入れてしまえば

嫌な思いをすることなど

それぞれの気持ちの

”ズレ”によっておきています

警官としては家の中に

入れればすぐに終わったかもしれません

もし仮に私たちも家の中に

入ることができなければ

仕事として成り立たちません

というのも雨漏りでは室内側を

確認する必要があるからです

ここがわからず屋根だけみても

絞り込みができず

時間だけがかかったり

誤認する可能性もあります

ここを確認できないと

そもそもの原因がわからないことから

当然直すことはできませんし

見ている部分が透けていて

見えているならば話は違いますが

現実的ではありません

もちろん屋根からの観察次第では

疑いの部分はわかります

例外的になんでこんなことになった？

という状況もありますが

屋根を踏んだ時の感触や

仕上がりを見ての違和感など

観察力が重要なことがほとんどです

ずっと観察していると

違和感を感じることがあります

わずかなことですが

おそらくここが経験値でもあり

逆に過信しやすいところでもあります

たくさんの経験があるからこそ

誤診しやすくもあり

だからこそ多くの情報が必要で

室内の確認が重要となります

そして先入観を持たずに

フラットな気持ちで取り組むことを

心がけています

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