たしかに「うまくいくときは美しい」

 

 

 

男性なら一度は乗ってみたいと

思うであろう車のひとつ

 

 

スポーツカーといえば

フェラーリというくらい

有名な名前ではないでしょうか

 

 

 

この創業者である

エンッォ・フェラーリを題材にした

映画「フェラーリ」を観てきました

 

 

成功とは裏腹に破産の危機

当時のレースには

つきものである事故など

 

 

“エンッォ・フェラーリ”という

人物像にフォーカスした

映画となっています

 

 

 

 

 

 

ものづくりにおいても

イタリアは美しいと言われますが

 

 

映画の中でも”フェラーリ”が

言った言葉が印象的でした

 

 

『うまくいくときは美しい』

 

 

これはイタリアに限らず

日本人の美意識も同じではないか

 

 

そんなことを感じましたが

私たちの仕事の中で

 

 

雨漏りに関することでは

修理という機能面が優先されますが

 

 

仕上がりのきれいさは

もちろんあります

 

 

確かに雑な修理であったり

雑だなと感じる仕上げに関しては

耐久性が低くなります

 

 

 

わかりやすい見た目としては

屋根と外壁との取り合いがあります

 

 

通常は外壁と屋根の業種は

分業されており

 

 

屋根を施工する側は

壁は触りたくないということと

 

 

手間がかかることから

壁の上から仕上げることが多く

 

 

本来ならセオリーとされる

外壁材の中へ仕上げる

 

 

ということはせずに

仕上げていることも多くあります

 

 

 

 

 

 

基本は一番最初の状態と

同じように外壁の中へ

 

 

仕上げる必要がありますが

詳しくない方の目から見れば

 

 

見た目には些細な違いにしか映らず

違いがわからないかもしれません

 

 

ですがこれをやるのか

やらないのかによって

 

 

見た目の問題以上に

壁にとって必要な

 

 

通気層を塞ぐことになったり

これにより別な原因によって

 

 

雨漏りが起きてしまうことも

十分あり得ます

 

 

もしこうなってしまえば

何のために工事をしたのか

わからなくなります

 

 

元々の構造通りに仕上げるためには

カットしたり剥がす必要があります

（例外のものもあります）

 

 

 

 

これには理由があります

外壁サイディングは

 

 

完全防水ではなく水が入ります

万が一雨水が侵入したときに

 

 

雨水が排出されるべき

出口がなければ

 

 

そのまま屋根の内側を伝わり

室内へと雨水を呼び込んでしまう

可能性があります

 

 

外壁と屋根の取り合いには

気をつけてほいしい

 

 

機能面でもスムーズにできることは

美しいのではないか

 

 

見えない部分が多い屋根ですが

こだわりを持って取り組んでいます