木下地材に影響を受けやすいのが屋根材です

 

 

 

 

外での仕事をしている以上

天候に悩まされることは

 

 

よくあることですが

雨であれば中止にしたり

 

 

諦めもつきますが

その次に悩まされるのは

 

 

風が強いときとなります

屋根の上にあるものが

 

 

飛ばされてしまわないように

気を使う必要があります

 

 

道具類は重たいので

心配ありませんが

 

 

残材などのゴミはすぐに

ゴミ袋へ入れなければ

 

 

すぐに飛ばされてしまいます

またゴミ袋ごと

 

 

飛ばされることもあり

作業内容によっては

 

 

中止にせざるを得ない

場合もあります

 

 

基本的に扱うのは

鉄板ですが

 

 

絶対につきものとして

木材も多く扱います

 

 

これは雨漏りしていたときに

漏れ跡があれば

 

 

腐食していて

ボロボロであったりすることから

 

 

取り替えや補強が

欠かせません

 

 

工事前

 

 

工事後

 

 

 

また雨漏りをさせないための

屋根の形状の変更も

 

 

必要に応じて行います

さすがに構造上の問題にまで

 

 

なるような傷みであれば

大工さんへ依頼し

直してもらうことになります

 

 

鉄板とはいえ屋根に使う

素材は加工性が

 

 

良いこともあり

柔らかいことから

 

 

屋根の仕上がりは

木下地材に全て左右されます

 

 

ムリがかかる形状であれば

当然ながら歪みが出ることや

 

 

歪みが出ることもあり

また膨らんだりもします

 

 

これが屋根の鉄板の

良いところでもあり

悪いところでもあります

 

 

仮に歪んでいても

追従していきますし

 

 

言い方が悪いですが

それなりに仕上がります

 

 

木材には曲げベニアと

いう板がありますが

 

 

これを貼ることや

細い板を貼ることによって

 

 

曲面上の屋根もできます

これに鉄板を貼るとなると

 

 

細かくつなぎを入れることや

一枚の鉄板で仕上げることもあります

 

 

もちろん歪みが出ますが

追従して仕上げる

ことができます

 

 

 

 

また木下地が曲がって

いるからといって

 

 

そのまま鉄板を仕上げると

見た目が曲がって見えたり

 

 

することもあることから

ここを調整して

 

 

見た目の曲がりを

目立たなくするのも

技術の一つです

 

 

可能な限り歪みは

無い方がいいですが

 

 

歪みやひずみが出ることで

一番避けるべきことは

 

 

水が溜まることです

雨水が常に溜まることで

 

 

土埃が泥となり

どんどんゴミになってしまったり

 

 

これが栄養素となり

屋根の上では苔が生えたり

 

 

小さい木が育っている

場合も稀ですがあります

 

 

これには自然の力に

驚かされますが

 

 

屋根にとって水が溜まるのは

決していいことではありません

 

 

屋根の修理の際には

必ず水の流れを確認し

 

 

不具合があれば改善すること

これを基本ベースとして

対策しています