雨漏り修理の理想と現実

 

 

 

実はお客さんは

こういったものを

求めているのかもしれません

 

 

だだし理想はあくまでも

理想というような場合があります

 

 

 

雨漏りによって

室内が濡れ

 

 

室内はもちろんのこと

先に漏れている原因となる

 

 

屋根を直す必要があるわけですが

住んでいる方からすると

 

 

突然の雨漏りですから

最初は最低限の修理で

 

 

直せるものなら

直してほしいというのが

 

 

現状ですが求められる期待には

たいていお応えできません

 

 

 

 

 

部分的に直すことは

あくまでも応急的なものとして

 

 

考えていた方が

間違いないでしょう

 

 

というのもこのようなケースの

ほとんどが新築から

 

 

屋根の葺き替えをしておらず

屋根はもうすでに

 

 

限界レベルまで傷んでおり

少し直すタイミングが遅かった

 

 

場合に起きることが多く

こうなると今後も

 

 

住み続けるのかのかどうか

もしくは別なところへ移るのか

 

 

また年齢などを考慮して

考えられる方もいます

 

 

住み続けるならば理想は

屋根を葺き替えましょうと

 

 

いうことになることが

どうしても多くなりますが

 

 

「諸事情を考えれば仕方ない」

 

 

それでも最低限ここまでは

直す必要がある

 

 

ここはしっかりと提案します

そうでなければ

 

 

修理費用は抑えられるかも

しれませんが

やる意味がなくなります

 

 

本来は雨漏りしないのが

当たり前の屋根ですから

 

 

 

 

 

 

 

しっかりと屋根としての

役割を果たすべく

 

 

頑張ってもらわなければ

なりません

 

 

家という箱の中で屋根は

最も過酷な状況を過ごします

 

 

夏は炎天下による

逃げ場なしの高温

 

 

屋根は外気温の約2.5倍ほどの

暑さとなります

 

 

冬はマイナス気温の中

雪という重さ２〜300kgもの

 

 

重量が乗ることで

負担がかかります

 

 

 

 

 

 

 

これに耐えるだけでなく

雪解けによる水圧にも

 

 

耐えるだけの耐久性が

求められることになります

 

 

これを毎年そして数10年と

繰り返すわけですから

 

 

修理と一言でいっても

大変であることは間違いありません

 

 

あと10年持てば良いという

基準として考えるのは

 

 

よくわかりますが

今のこの弱って状態での

 

 

10年はかなり過酷であり

修理をするような状態では

ないかもしれません

 

 

 

 

 

 

この辺りのバランスを考えた上で

提案をさせていただき

 

 

雨漏りがしっかりと

直るようにベストを尽くします

 

 

部分的に修理する心配点として

必ず元の部分を

 

 

再利用することが出てくるため

ここは不安要素が

拭いきれません

 

 

これがリスクであり

判断を間違えると

 

 

雨漏りは直らないことになります

 

 

 

ここは注意すべき点と

なりますから

 

 

私たちも最低限は

ここまで必要というものが

 

 

お客様の理想と

違うかもしれませんが

 

 

意味のある修理とするために

必要なこともあります