雨漏り原因のその隙間埋めると悪化します

 

 

 

 

一括りに屋根といっても

屋根の形は建物のデザインと共に

 

 

様々でここ最近増えてきた

無落雪に近いほぼ平らの屋根や

 

 

同じく無落雪の

スノーダクトの屋根

 

 

そして傾斜のある屋根など

がありますが

 

 

どの屋根の形が

1番良いの？と聞かれたら

 

 

1番は傾斜のある三角屋根と

お伝えしています

 

 

 

 

もっとも雨漏り問題が起きる

確率が低くて

 

 

メンテナンス（塗装）をこまめに

していなかったとしても

 

 

平均的に耐久性があり

築40年は過ぎているだろうなと

 

 

いった建物の屋根でも

雨漏りは起きていない

または少ないのが特徴です

 

 

ただ傾斜の屋根でも

途中に煙突があったり

 

 

天窓があったり

今は見なくなりましたが

 

 

ドーマがあったりすると

問題が起きやすくなります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この中でも天窓からの

雨漏りが多くなります

 

 

また結露が起きていることも多く

天窓の内側の木材が

 

 

真っ黒になっていたり

木材が痩せていたりすると

傷み具合はかなり変わります

 

 

天窓には窓が開くタイプと

明かりとりのための

 

 

開かないタイプの

2種類があり

 

 

多くの家で使われているのが

開くタイプの天窓となります

 

 

これには耐用年数があり

一定の期間が過ぎると

 

 

窓自体の取り替えを

メーカーでは推奨していますが

 

 

 

 

天窓からの雨漏りが起きる時の

原因は天窓と鉄板の

 

 

仕上げ部分と

窓に伝う水が強風などで

 

 

室内側はへ押し込まれる

ことで起こっています

 

 

天窓自体の構造上は

万が一隙間から

 

 

水が入りこんだとしても

排出する構造となっているのですが

 

 

修理の時にはこの隙間という

隙間を全て塞いでいる

状態のものもあります

 

 

通常は隙間を塞ぐことで

雨漏りが止まると

 

 

思うのかもしれませんが

これをやってはいけません

 

 

もしやるとどうなるか？

最初は

 

「雨漏りが止まった」

 

「良かった」

 

となりますが

すぐにまた漏れ始めます

 

 

 

 

 

 

 

これは完全に隙間を埋めきる

ことは難しいからです

 

 

そしてさらに本来なら

水が排出されるはずの部分が

 

 

塞がれてしまうため

行き場を失った水は

 

 

より室内側へと

行きやすくなることで

雨漏りが起こります

 

 

雨漏り修理には

天窓の構造の仕組みや

 

 

屋根と天窓の取り合いの

納まりなどを理解していないと

 

 

コーキング修理をしただけでは

かえって悪化させることになります

 

 

隙間があれば埋めたく

なる気持ちは

 

 

わからなくもないですが

安易なコーキングはNGです