最低限の修理はお断りすることもあります

 

 

 

 

これは以前のことになりますが

屋根の修理をしてほしい

 

 

という依頼を受け

ごく普通の流れとして

 

 

修理をするわけですが中には

 

 

こういった方もいます

このような場合では

 

 

ほぼ築年数は

25年を超えていて

 

 

屋根ならば葺き替えの

おすすめ時期となります

 

 

また今ある屋根の形状を

少しだけ変更するとか

 

 

屋根にとっては

障害物でしかない

 

 

煙突を解体し平らにする

などという工事もあります

 

 

 

 

 

 

その際に中抜きで部分的に

つなぎ直すことで

 

 

新しく屋根材を貼ることも

可能ではあるのですが

 

 

今の私たちには積極的に

おすすめできません

 

 

といのも指定された部分の

最低限の部分で

 

 

屋根を葺き替えたことが

あるのですが

 

 

葺き替え後まもなく

雨漏りが発生したことがあります

 

 

実はここは全く手を

かけていない部分であり

 

 

葺き替えした部分から

離れた部分でした

 

 

本来なら全て葺き替えを

推奨するのですが

 

 

この判断は私たちができず

指示に従った工事となっていました

 

 

 

（明るい青が新しい部分）

 

 

これが結局は失敗でした

外から見ることはあっても

 

 

取り外すことはないですし

中身まではわかりません

 

 

最初の施工がおおよそ

つかめてもつなぎに

 

 

何が使われているのか

隠れている部分が

 

 

どうなっているのかまでは

全くわかりません

 

 

これが良かれと思った

最低限の工事が良い工事には

ならなかった理由です

 

 

 

 

 

 

 

全部の屋根を葺き替えておけば

不具合はわかりましたし

 

 

改善のしようもありますが

決められた範囲だけと

 

 

指定されてしまうと

予算の関係から

 

 

なかなか難しくなります

こういったこともあり

 

 

今は指示を受けるような

仕事はしません

 

 

結局はお客様のために

ならないからです

 

 

そのため現在は

ほぼ私たちが提案する形に

なっています

 

 

私たちの判断でここまでは

大丈夫とか全部葺き替えが

 

 

必要になるなどを

私たちの責任において

行っています

 

 

そのため安易なことは

しませんしできません

 

 

もちろん応急処置が必要な

ところはしますし

 

部分的な修理も行います

 

 

 

 

 

 

中には築10年や15年でも

雨漏りが起きる

 

 

ケースもありますが

仕上げがおかしければ

 

 

少し早いとはいえ

部分的に葺き替えなどと

なる場合もあります

 

 

これは元がダメな状態だと

もうごまかししかないからです

 

 

だましだましで過ごすのか

しっかり直すのか

 

 

最終的な判断は

お客様となりますが

 

 

応急処置だけと

なってしまった場合には

 

 

数年後の葺き替えを

視野に入れていただくことで

修理をしています

 

 

見えないだけに

忘れますし時間は過ぎますから

 

 

早めに対処しておくことを

おすすめいたします