暑さ寒さを凌ぐための苦労

 

 

 

ここ最近の天気は安定していて

予想を裏切る予報は

 

 

どうなっているんだ？

と突然に雨に焦ることが

 

 

今のところ少ないように

感じる今年の夏は

 

 

始まったばかりですが

今年も私の乗る軽トラが

 

 

暑くてたまらないのは

今の気温でも一緒です

 

 

というのもエアコンが

ついていないため

 

 

窓全開で走っていますが

風を取り入れないと

 

 

とても暑くて乗って

いられなくなります

 

 

今はごくごく当たり前の

エアコンがない

 

 

自然換気によって

涼むスタイルです

 

 

 

 

 

 

 

しかしながら

それだけでは暑さは凌げません

 

 

直射日光が当たると

これまた暑くUVカットガラスが

 

 

装着されている

わけもありませんが

 

 

同じエアコンがないと

暑くてたまらない症状は

 

 

古い建物ではよくあります

まず断熱材がないからです

 

 

デザイン重視で天井を

あらわしにしてしまえば

 

 

そこはもう屋根の

すぐ下となります

 

 

通常は小屋裏があり

ここで断熱と換気が

 

 

なされていますが

無くなってみると

 

 

十分に機能していると

いえないですが

 

 

いかに断熱材が役に立って

いるということがはっきりします

 

 

 

 

 

 

屋根に籠った熱が

そのまま室内に伝わることで

 

 

なかなか冷えることは

ありません

 

 

小屋裏という空間を

無くしたわけですから

仕方ありません

 

 

 

 

そんなご相談を

受けました

 

 

屋根からの熱は

バカになりません

 

 

今の屋根材は遮熱塗料で

仕上げされている

材料が標準となっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも鉄板に触れようものなら

「熱っ」と同時に火傷します

 

 

塗料で下げられたとしても

温度は最大5度前後

 

 

あとは断熱材と換気が

超重要です

 

 

これは夏だけでなく

小屋裏がなく

 

 

屋根上で断熱はしているものの

換気が全くないことで

結露となるのは冬です

 

 

 

 

 

「雨漏りかも」で始まったわけですが

結局は結露によるもので

 

 

屋根の下地（木材の板）が

濡れ続けボロボロ＋カビだらけ

 

 

という状態となっていました

 

 

 

 

 

こうなると断熱材を取り替えたり

換気するスペースを

 

 

屋根上に作ることで

解決するしかありません

 

 

この修理をしたお宅は

試行錯誤していた年代の

建物だと思われます

 

 

当時としては

最先端だったと思いますが

 

 

住んでいる側としては

大変でしかありません

 

 

絶対に守らなければ

ならないセオリーがあります

 

 

この辺りがデザインとの

兼ね合いとなり

 

 

犠牲にされがちですが

やはり時間が経過することで

 

 

セオリーは外せない

ということがわかります

 

 

中にはこのように変わった

ケースもありますが

 

 

結露でも雨漏り並みに

傷みますから早いうちに

 

 

対処しておくことを

おすすめいたします