屋根のつなぎには良い隙間と悪い隙間があります

 

 

できる限り修理にしたほうが

費用は抑えられるのは

 

 

間違いありませんが

それでも現状のままで

 

 

良くしてあげたいという

気持ちがあったとしても

 

 

現状のままでは

どうしようもないなと

 

 

いう判断になってしまう

ことがあります

 

 

 

 

 

 

これはもう取り換える以外に

良くなる方法がない

 

 

そういったことを意味します

こうなるのは新築当初からの

 

 

施工状態が良くないときです

これときはたいてい

 

 

設置したものが足りなかったり

短かったり間違えている

 

 

中でごまかしているなど

が含まれます

 

 

職人さんといえど

間違いはありますから

 

 

これはやり直すほか

ありませんが

 

 

考えが安易なものだと

「なぜそうなったのか」

 

 

的なものも中にはあります

 

 

 

 

 

 

基本的に屋根というのは

雨や台風また雪から家の中を

守る存在です

 

 

北国で屋根に使われる

鉄板は雨だけではなく雪にも

 

 

強くなければなりません

そのため最も適した材料の一つです

 

 

だからこそ接合部分である

つなぎ目や仕上げ部分の

 

 

鉄板は隙間なくピッタリ

密着していた方がいいのです

 

 

 

 

 

 

わずかに隙間が開くようなら

コーキング材をはさみ込んだ上で

 

 

防水性を高めています

そうは言っても鉄板自体を

 

 

噛み合わせると厚みが

出てきますから

 

 

いくら一枚が薄い鉄板といえど

重なることで

 

 

工業製品のようには

平らにピッタリとはなりません

 

 

隙間が開いている部分には

最終的にコーキングを

 

 

上から塗る場合もありますが

あえて塗らないこともあります

 

 

ただし可能な限りピッタリ

密着していたほうが

 

 

間違いなく止水性が

高いのは間違いありません

 

 

そのためミリ単位でこだわります

例えば隙間が

 

 

５ミリ空いていても

コーキング材を仕上げに

 

 

塗ってしまえば

一見するとわかりません

 

 

 

 

 

 

そのためコーキングは

便利なものでもあります

 

 

何せ見えなくなっちゃうから

 

 

『多少は隙間が開いていても

大丈夫なんだって！』

 

 

という意識で施工されている

としか思えない工事が

 

 

なされている点検では

もう葺き替えるという

 

 

やり直すしか選択しか

方法はありません

 

 

この状態で塗装をして

長持ちさせるなんて事は

無謀すぎる

 

 

そんな状態の屋根もあります

正直仕上がってしまえば

 

 

わからなくなる事も

たくさんあります

 

 

間違いない基本の鉄板の

仕上げがあって初めて

 

 

予備的な意味合いを持った

最後のコーキング仕上げです

 

 

家を守る要の屋根だから

こそ大切な部分です