雨漏りで最も困るお問合せがこれ

 

 

 

お問合せをいただく中で

一番困るものがあります

 

 

お客様も困っているから

お問合せするわけですので

 

 

 

気持ちはよくわかるのですが

私たちが困るのは

 

 

雨漏りの事実関係がはっきりと

しないものです

 

 

ただ床が濡れているから

雨漏りかもしれない

 

 

 

 

 

 

それだけで雨漏りか

どうかを結果だけを

 

 

見て判断してほしい

といったものは非常に

難しいのが正直なところです

 

 

今現在が濡れているなら

まだわかりやすいのですが

 

 

濡れた跡だけがあって

今はカラカラに乾いています

 

 

見る側として知りたいのは

どんな天候の時に

濡れてきたのか？

 

 

 

 

 

 

雨の時にこうなったのか？

それとも雪どけの時に

濡れてきたのか？

 

 

まずこれがわからないと

疑う範囲が広すぎるということ

 

 

例えるとこれはお医者さんに

行く時と全く一緒で

お腹が痛ければ

 

 

どのあたりが痛いのか

いつ頃から痛いのか

 

 

どの程度痛いのか

何か思い当たる節はあるかなど

 

 

聞かれた上で

診察してもらい

 

 

それに対しての

症状をお医者さんが

 

 

判断した上でおおよその

薬の処方や今後についてを

話してくれますよね

 

 

 

 

 

 

 

もしここでどこがどう痛いのかが

わからなければ

 

 

もう救急車で

運ばれるレベルでしょう

 

 

同じように雨漏りも症状が

つかめなければ

 

 

対処方法も全てを探る

形となり時間がかかる上に

 

 

費用負担も増えることになります

そのため事実関係を

 

 

把握するために

数ヶ月間様子を見てもらう

こともあります

 

 

 

 

 

 

 

経過観察はそれほど

重要な指標のひとつとなります

 

 

「漏れているような気がする」

　ではなく

「漏れている事実が必要です」

 

 

こんな場合に限って

建物は複雑な造りだったり

 

 

デザイン重視だったりします

レントゲンみたいに

 

 

スキャンでもできれば

解決ができるかもしれませんが

 

 

あくまでも人の目による

経験値と事例

 

 

それをもとにした

想像力による推理となります

 

 

突き詰めていくと

中には想像を超えてくる

 

 

不具合とも呼べる

仕上げ方もあります

 

 

セオリー通りに仕上がって

いなかったり

 

 

その場しのぎ的な

ものがあったりすると

 

 

見つけるのはますます

困難となります

 

 

 

 

 

 

 

これが雨漏りを

見つけるのが

 

 

難しいと言われる

理由のひとつです

 

 

雨漏りがしてきたかもしれない

そんな時には可能な限りで

 

 

良いのでと外の天候と

どのくらいの水が

 

 

落ちてきたのかなど

記録しておくことを

おすすめいたします