最低ランクでやると上手くいきません

 

 

 

こんなことを言いたくは

ないのですが

 

 

時にはやってみないと

結果がわからない

 

 

そのような条件下の

雨漏り案件があります

 

 

雨漏りだけなら

全く問題なく調べられますが

 

 

 

 

 

これに結露の可能性と

換気不足や断熱などが

 

 

複雑に絡んでいるものだと

ひとつひとつ試すには

費用負担が増えます

 

 

屋根の雪を下に

落としたくない

 

 

これには理由があって

下には道路があるため

 

 

ほとんど歩く人や車が

通るわけでもありませんが

 

 

どんなタイミングで

雪が落ちてくるのか

 

 

その年の雪の積もり具合にも

左右されます

 

 

 

 

 

 

こうなる要因として

考えられることは

 

 

屋根小屋裏の換気不足と

断熱不足があげられます

 

 

必要以上に家の熱が逃げ

屋根の雪を溶かす

 

 

陽当たりもあるので

全てが当てはまる

 

 

わけではないものの

条件によっては

 

 

一部分だけに雪庇ができたり

氷柱ができたりすることもあります

 

 

 

 

これを改善するために

ヒーターを入れてみたり

 

屋根に塗装をしたり

してみても大きく改善はせずに

 

 

 

こういった悩みを持つ方は

少なくありません

 

 

新築時では計画的に

雪を止めようとか

 

 

落とそうとか

計画どおりにいかないのは

 

 

最低ラインここまで

やっておけば大丈夫

というものがあるからです

 

 

 

 

 

断熱については

今の住宅であれば

 

 

性能は高いと思いますが

換気についてはどうでしょうか？

 

 

みている限り十分でないものが

多いように感じます

 

 

実は私の会社の事務所を

実験台として

換気を試しています

 

 

屋根の小屋裏換気＋屋根を

二重にして通気層を設け

 

 

北欧でよく見られる

仕様にしています

 

 

これによって室内側から

かなり暖かくして

 

 

屋根に雪が積もっている状態でも

凍結することはなく

 

 

氷柱ができることもなく

計画どおりに雪を落とす

ことに成功しています

 

 

上手くできれば

ヒーターも要りませんし

 

 

雪を止めるなら

止めるための対策が

 

 

落とすなら落とす対策が

最初から必要です

 

 

後付けでは上手くいくのは

稀かもしれません

 

 

そうは言っても

こればっかりは

 

 

試してみないと

わからない部分もありますが

 

 

最低限ではなく

ひとつ上のランクまで

考えた上での

 

 

対策工事をしておくことを

おすすめいたします