お盆休みに入って
ご自宅でゆっくりと
過ごしている方も
多いのかなと思う
休みの前半ですが
お盆期間中には必ず
雨が降る印象があります
お墓参りの時に
雨が降っていたような
記憶ですが
今年もやはり例年通り
雨が降っています
そんな中のお問合せは
「夜中の1時ごろ大変な雨漏りがありました
直してほしいです」
というメールでの内容
寝ている時に漏れたのか
雨が止むまで
漏れていたのでしょうか
本日も私は仕事のため
スケジュールをギリギリまで
詰めて雨漏りを確認
することにし
このお問合せを見た段階で
屋根がどんな状況かは
すぐに想像できましたが
行ってみて室内を
確認させてもらい
お話を聞くと
これ以外考えられない
私の想像通りです
屋根に登り確認
「あーやっぱり」
原因は排水口の詰まり
泥や苔などが
蓄積されたことで
詰まり気味だった
ところに一気に
大量の雨が降ったことで
排水が追いつかず
スノーダクト内が満水に
なったことで漏れていました
こうなると室内は
蛇口をひねったかの
ように雨が天井から
または壁伝いに
落ちてきます
そしてこの水は
1階まで落ちるほど
雨が止むまで止まりません
こんなに派手に
雨漏りするわけですが
原因は排水口の詰まり
「そんな単純なこと?」
拍子抜けして
しまうようなことが
雨漏りにはあります
スノーダクト屋根の
排水口が詰まった時に
どんな現象が
起きるかというと
ダクト内部の樋部分が
雨水や雪溶け水で満水となり
行き場の無くなった水が
樋と屋根を繋いでいる
鉄板のつなぎ目から
侵入して雨漏りとなります
これはスノーダクト屋根が
排水口に水が流れる
前提で作られているため
流れなくなって
水が溜まる状況の
想定はしていないからです
そして排水口の
詰まりが解消されれば
もう雨漏りは起きません
そしてこれで解決です
でも一度漏れたのだから
次も心配となりますが
同じ状況にならなければ
漏れません
あれだけすごい水が
落ちてきたのに?
本当に大丈夫なの?と
なる方もいますが
でもほんとに
これで大丈夫なのです
確かに一度水が
侵入しましたから
よくはありませんが
漏れることはありません
これはまだ家に
人がいる状態だから
まだよかったですが
留守中に雨漏りで
帰ってきて大惨事なら
もっと大変なことでしょう
こうならないためにも
1年に1度は屋根の
点検をしておくことを
おすすめいたします
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です