屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
雨漏りを防ぐ判断力を身につける7日間 Day6
屋根点検を“習慣化”する年1回10分のセルフチェック術
自分で家の声を聞くについてです
雨漏りは突然起こるものではなく
実際には「小さなサイン」が数ヶ月
時には数年も前から出ています
そのサインに早く気づけるかどうかが
修理費用を大きく左右することになるわけですが
ご自身でもできる屋根セルフチェック術”をご紹介します
スノーダクト屋根においては
屋根に登る必要がありますが
10分程度で終わります
屋根の点検としてのタイミングは「春か秋」
ここにこだわる必要はありませんが
雪どけを過ぎて負担を乗り越えた春と
これから雪の負担を迎える秋がおすすめとなります
雪によってできた小さな歪みや
雪庇や氷柱(つらら)の跡であったり
ドレン(排水口)まわりの詰まりなど
これらを早めに確認することで未然に防げる
雨漏りがあります

主にチェックすべき6つのポイントとして
10分程度でできるセルフチェックは次の通りです
| チェック項目 | 見る場所 | 異常のサイン |
|---|---|---|
| ① スノーダクト | 軒先・ドレン | 詰まり・水溜り・水跡 |
| ② 屋根材のズレ | 屋根全体 | 線の曲がり・浮き |
| ③ 外壁と屋根の境 | 軒天・破風板 | 染み跡・隙間・剥がれ |
| ④ 金属部分のサビ | 屋根板金・笠木 | 茶色い筋・膨れ |
| ⑤ 天井裏のにおい | 屋内 | カビ臭・湿気のこもり |
| ⑥ 雨の日の音 | 室内全体 | 以前と違う“雨音の強さ” |
このような気になるサインがあれば
早期相談がベストといえます
特に「音」と「におい」は
見えない内部トラブルを教えてくれることもあります
屋根の“変化”を点検のたびに
スマホで写真を撮って記録しておくのが良いでしょう
同じ角度で毎年撮影すれば
劣化のスピードや異変がわかりやすくなります
サビの進行具合や外壁との
取り合い部分の変化など
これらの微妙な違いは現場を熟知した職人でも
写真なしでは判断が難しいことから
お客様が撮影した写真を
見せていただくこともあります
「毎年撮るだけで防げる雨漏り」があります
それが“記録の力”です
点検を「習慣」にするというのは
特別な作業ではないものの本来は必要ないのが理想です
春の雪解け後 → 屋根の上を見上げる
秋の落ち葉シーズン → 樋の詰まり確認
雨の日 → 雨音の変化に耳をすます
こうしたことで大きなトラブルの
9割は未然に防ぐことができるといえますが
屋根も人間の体と同じで
「年1回の健康診断」という感覚が近くなります

点検において一番大切なのは
水がスムーズに流れているかどうか
溜まっていないどうかを確認することから始まります
屋根は濡れるのが当たり前ですが
しっかりと排水されているかが
寿命を分けることになります
そのため私たちは点検を行う時には
「水の通り道」や「空気の通り道」も加えて確認しています
屋根は“止めるもの”ではなく“流すもの”
それを維持するための点検が最大の防水となります
雨を防ぐことは暮らしを守ることであり
そして暮らしを守るのは「日々の気づき」です
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です