屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
業者目線の最小限の修理”と
お客様が思う修理のギャップには
少しズレが生じていることがあり
“直す”の意味がプロとお客様では違っていると
感じることがあります
雨漏り修理や屋根の補修において
「なるべく費用を抑えたい」「最低限で直したい」
「あと10年持てばいい」などの
ご希望をいただくことがあります
その言葉を受けて業者は“最小限の修理”を行うと
「また漏れました 前回直したはずなのに…」
ということになります
実はこのとき誰かが間違っているわけではなく
業者とお客様の“修理の定義”が違っています
業者が考える「最小限の修理」とは
職人側が「最小限で直します」と言うとき
それは「今すぐ水を止めるために必要な範囲」となり
雨水の侵入口が明確ならそこだけ補修
既存材を極力活かして作業を短縮
コーキングや一部板金の差し替えで様子を見る
つまりは応急対応+経過観察という判断になります
職人の感覚では
「お客様の負担を減らすための最適解」として行っており
良かれと思って最小限にするのです
その 一方でお客様が思う「修理」とは
お客様の側で「修理」と聞いたときに
期待されているのは
再発しないように直すという意味かと思います
一度直したらもう漏れない
原因も構造も解決している
これで安心して暮らせる
修理=完治をイメージされています
しかし業者の最小限修理はあくまで“止血処置”であり
原因療法ではなく対症療法なのです
そのためここに大きなギャップが生まれます

ではなぜこのギャップが生まれるのかというと
1️⃣ 原因の特定が不十分なまま修理に入るから
→ 「ここだろう」という推測で塞ぐと再発リスクが残る
2️⃣ 説明の段階で“範囲と目的”が共有されていないから
→ お客様は「直ると思っている」
業者は「止まればよし」と考えている
3️⃣ 予算の話だけで判断してしまうから
→ 金額に目が行き修理の目的が共有されていない
そのため修理の定義として2段階で考えます
一次対応(止める):緊急処置として今の雨を止める
二次対応(治す):構造や排水を再設計して再発を防ぐ
お客様の「直ったと思っていた」が
「止まっただけ」にならないように
どこまで直すのかを明確にする
「止める」だけの修理は一瞬の安心であり
「治す」修理は今後長く続く安心となります
この違いを最初に理解していただくことで
修理の仕方が変わるかもしれません
お客様は「なるべく安く済ませたい」
業者は「それに応える範囲でベストを尽くす」
けれど考え方のズレが結果のズレを生みます
基本は「費用」よりもまず「目的」を確認し
どこまで直したいのか
どんな状態になったら安心なのか
その線を明確にすることが
最小限の修理でも「納得の修理」となります
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です