
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
「屋根裏の結露」は雨漏りよりも発見が遅くて
被害が深くなる“静かな敵”
「見えない湿気をどう見抜くか」
「どう防ぐか」についてです
「雨の日でもないのに触ると天井がしっとりしている」
「屋根裏に上がると空気が重く湿っている」
こうした現象は雨漏りではなく
屋根裏の結露によるものとなります
見た目こそ静かでも構造体を
じわじわと蝕むことになるこの結露は
実は雨漏りより厄介な存在です
雨漏りと結露の違いですが
雨漏りは外から水が入る「侵入型」であり
一方の結露は家の内側で水が生まれる「発生型」です
どちらも「水が出る」という点では
同じとなりますが
発生の仕組みがまったく異なります
雨漏り:外からの雨水が防水層を突破して侵入
結露:室内や屋根裏の空気中の水蒸気が冷えた面で水滴になる
結露は家の中から起こる水害であり
外の防水を強化したとしても
内部環境を整えない限り防げません
なぜ屋根裏で結露が起きるのかですが
屋根裏の結露は主に次の3つの条件が揃うと発生します
1️⃣ 温度差
屋根の外側が冷えて内側との温度差が生まれる
2️⃣ 湿気の滞留
室内で発生した湿気(呼吸・料理・洗濯など)が屋根裏に上昇する
3️⃣ 通気不足
湿気が外へ逃げられず内部で飽和状態になる
屋根裏の結露は「冷たい天井」と
「こもった湿気」が出会った瞬間に起こります
そのためこれから寒くなる冬や
夜から朝が最も起こりやすい時間帯です
なぜ雨漏りより厄介なのか?
結露の方が軽く思えますが実際には
被害が深く・長引くケースが多くなっています
特に厄介なのは「乾くから安心」と誤解されることで
結露は晴れれば乾きますが
湿気が抜けきらず内部に残るため
木材腐朽菌がじわじわと広がっていきます
仮に気付かぬまま
もしくは放置するとどうなるのかですが
野地板・梁(はり)の腐朽
グラスウール断熱材の性能低下
金属屋根下の錆び・腐食
カビ臭・アレルギーの発生
天井裏の電気配線トラブル
といったように何一つ良いことはありません
特に札幌のように寒暖差が大きい地域では
劣化が早まります
この対策の基本は「通気と断熱のバランス」であり
屋根裏の結露は防水では解決できません
必要なのは空気の通り道を整えることにあります
主な対策としては
棟換気・軒裏換気の見直しや
屋根断熱と天井断熱のバランスの見直し
また住環境の見直しがあります
結露は何年もかけて壊していくことになります
屋根裏の結露は静かに家を蝕む見えない水害であり
雨が降っていないのに湿っているのは
家が「息苦しい」と訴えているサインともいえます
雨漏り同様に結露においても
早めの対策をしておくことをおすすめいたします
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です