
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
【雨音が変わったら危険?】かもしれない
板金が教える劣化サイン
「最近、雨音が前と違う気がする」
「ポツポツからパチパチに変わった」
正直なところまず雨音を気にするようなことはなく
もし気になるようなことがあるとすれば
夜中や朝方といった寝ている時間に
音が気になるといったことでしょう
こうした声は雨が多くなってくる
秋になるとよく聞きます
この“雨音の変化”はもしかすると
屋根が発する初期劣化のサインかもしれません
金属屋根では音が「診断のヒント」になることもあります
雨音は“構造”においても変わります
音が変わるということは屋根のどこかで
板金が浮いているとか
下地が傷んでいるなど
というような「構造のズレ」が
起きているということです
また雨ではないのですが
太陽にさらされる状況下でも
金属屋根は音がします
「パチパチ」とか「ボコン」というような
低めの音が鳴っていることもあります
最近はあまりないですが
強い風が吹くことでも音がする
というようなこともあります
このように音の変化で屋根の状況がわかります
板金が浮くことでも変化する音ですが
こうなる原因は大きく3つあります
1️⃣ 熱膨張と収縮
秋は昼夜の気温差が大きく金属が膨張・収縮を繰り返します
これにより歪みが生まれます
2️⃣ 下地の劣化
合板や木下地が湿気や結露で痩せると
留め具の保持力が低下します
見た目ではわかりませんが
屋根裏で音が増えるというサインとして現れます
3️⃣ 風圧・雪圧の影響
札幌のような積雪地では雪の重みで一部が沈み
春の乾燥時に逆方向へ反り返ることがあります
これも板金の浮きを助長します
音がいつもと違うと感じたら
チェックした方がいい部分は
軒先まわり:雨水が集中し板金の端部が最も浮きやすい場所
棟(むね)板金:固定釘が経年で緩むことで
風にあおられてバタつく
これらを放置するとどうなるかというと
浮いた板金の隙間からは
風圧で雨水が押し込まれます
最初はシミ程度でも放置すると下地が濡れ
釘が効かなくなって浮きが進行 → 雨音悪化 → 漏水本格化
という悪循環になります
音は屋根の声ともいえます
雨音が変わるのは屋根が変化しているサインであり
板金の浮き・下地の劣化・固定の緩みが主な原因
早い対応で静かな屋根を取り戻すことができます
秋の長雨が続くこの時期は
冬が近づくしるしでもあります
静かに暮らせる屋根
それが本当に良い屋根です
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です