
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
「やもりびと」として活動しています
色々なものが値上がりしている中で
屋根においても状況は同じであり
そのときに相談でよくあるのが
一部分だけを直したり
「2階の屋根だけ古くなってきたから
そこだけ直したい」というご要望です
確かに見た目も劣化も上の屋根の方が目立つことから
部分的に葺き替えるのは自然な考え方です
ですが経過している年数から言うと
環境下が若干違えど傷み具合は同等であることが多く
同時に行わないことで
メンテナンスのタイミングがズレるということが起こります
では2階だけ葺き替える場合
1階はどうすれば良いのでしょうか?
答えはシンプルです
2階と1階は同時に行うのが理想となります
もしくは構造的に接している範囲だけでも
一体で見直すことです
2階と1階が繋がるような形状の場合には
外壁の取り合い(壁際)などの施工も防水紙も新しくする
完全に2階だけで完結している形
(総二階など)であれば、部分施工でも問題は少ないです
さらに塗装しておくことで将来の
再施工リスクを大幅に減らせます
屋根においては鉄板の表面上よりも
“つなぎ部分”の施工精度が寿命を左右します
壁とのつなぎ目や噛み合わせ部分である
いわゆる「取り合い部」は
屋根の中でも最も雨漏りが多い場所です
鉄板の下に敷いてある防水紙の貼り方や
屋根をシンプルに捉える考え方など
こうしたわずかなことが
耐久性につながることになり
材料よりも「納まり設計」で寿命が決まるのです
2階だけ新しくするとメンテナンスのバランスが変わります
結果として心配が増えることになります
また部分的に行う修理では直して終わりではなく
今後その屋根が負荷に耐えられるかも確認する必要があります
部分的な葺き替えは
「全体を把握してから直す」ことが大切です
基本的に2階・1階それぞれの屋根の排水勾配や
仕上がり具合と劣化具合も確認した上で
部分施工でも大丈夫かどうかの
判断をしています
「部分だけ工事」ではなく、「全体を考えた部分修繕」
これが本当の意味でのプロの部分葺き替えです
2階だけ葺き替える場合でも
経過年数は同じという前提で考えることです
そして屋根表面の傷みよりも屋根形状や
納まり部分が問題ないかを見ることが最も重要となります
屋根を塗装するか葺き替えるかでお悩みの方も
お気軽にご相談ください
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です