
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
ビスじゃなくて釘?屋根材はなぜ“釘止め”なのか?
屋根の工事現場を見たことがある方から
こんな疑問をいただくことがあります
屋根材って釘で止めてるんですね
ビスの方が丈夫ではないのですか?というもの
確かに見た目の印象では
釘よりビスの方がしっかり固定できそうに
見えますし電動工具で締めますから
その分頑丈に感じますね
ですが屋根材の固定に釘が選ばれる
明確な理由があります
屋根のプロとしてなぜ釘を使うのか
その理由をわかりやすく解説してみます
屋根材は“釘”で固定するのが基本となります
まず前提として屋根材の固定には
主に「釘止め」が使われます
特に縦葺き屋根や横葺き屋根などでも
表面から見えないつなぎ目の内部に
鉄釘を打ち込んで固定しています
これが標準的な施工方法であり
表面上から打ち込めば雨漏りにつながるため
一部を除き仕上げに穴を開けることを
するようなことはありません
そして意図的に釘を選び使っています
ではなぜビスじゃなくて釘なのか?
真っ直ぐに引き抜くことを考えれば
釘よりもビスの方が強度があります
ただここに斜めの力が加わったりすると
ビスが折れてしまうのに対し
釘は抜けがちになり
曲がるものの追従していきます
釘が持つこの柔軟さがあるおかげで
抜けることなく固定が保たれます
また釘は錆びることで抜けにくくなることも
特徴の一つです
またコストとスピードのバランスもあります
全体で数百本使うことになりますが
釘は打ち込みやすく施工スピードも速いため
施工性と耐久性に加え
コストも優れているという実情もあります
錆びるんじゃない?鉄釘の疑問があります
ここでよくある疑問がもう一つ
「鉄って錆びませんか?」
たしかにそのままでは錆びてしまいます
しかし鉄釘は見えない部分そして
水がかからない場所に使用するのが基本です
また釘の上から屋根材がかぶさることで
空気に触れにくくなっているため
屋根材を剥がしてみても
雨漏りが起きていない限り
釘が錆びてボロボロになっている
というようなことはほぼありません
そのため木造住宅を建てる際に
メインで使われるのは釘になります
屋根材でも露出する部分に使う釘は
ステンレスであり屋根と同色の釘を使います
軒先では水が多く流れてくることもあり
こうした使い分けをしている部分もあります
ほぼ見えないけれど大切な釘の意味
屋根材の固定に釘を使うのは
単なる伝統やコスト重視ではなく
屋根材の特性や耐久性をトータルで考えた上での選択です
一つ一つ使われているものにも意味があります
見えない部分こそ大切にする
専門家として最適な施工をご提案いたします
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です