
屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越えた
今だからこそ
屋根からの雨漏りの専門家
として雨漏りを解決するだけ
ではなく不安を取り除き
「安心して暮らせる」を
提供している
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
鉄は伸び縮みすることが知られていますが
1番身近なのが鉄道のレール
枕木と呼ばれる木材に
レールが固定されていて
このレールの上を車輪を使った
列車が運行しています
列車が通過するとき以外は
使われることがないレールは
どの国も共通であり
これを利用してレールの間へ
ソーラーパネルを設置するという
実証実験がスイスで始まりました
3年間は48枚のパネルで
列車の運行と太陽光発電が両立できるのか
ここを目的としており
いずれは5000キロメートルの線路に
取り外し可能なソーラーパネルを設置し
うまくいけば1年間で約30万世帯の
消費電力をカバーできるとのことです
ただしレールは鉄の塊であり
レールの長さによっても変わりますが
気温を0度を基準にしてみると
40度以上になれば
約1.3センチほど鉄が伸びるといいます
この伸びを計算した上で
隙間が開けられ固定されていますが
それでも炎天下の中では
レール同士が伸びすぎて
ぶつかってしまえば横に膨らみ
脱線の恐れにもなりかねません
このような特徴を持つ鉄の
特性を考えておくことが必要です
この伸び縮み(遊び)は屋根でも
計算しています
特にこの可能性が大きい
無落雪屋根(スノーダクト)は
屋根の中でも最も長いものとなるため
工夫をしており
スノーダクトは1枚の材料を
職人さんの手により現場加工となります
加工の際には伸びてもいいように
10mmから15mmの隙間をとっています
これがもしなければ
伸びたときに負荷がかかり
亀裂が起きてしまうこともあることから
必要不可欠な加工となっています
もちろん亀裂ができる=穴であり
雨の量によっては多くの水が漏れることになります
そしてこの亀裂が入ってしまうと
修理してもそう長くは持ちません
こうなると考えるのは
『このダクト部分だけ取替えればいいのでは?』
という疑問となりますが
ここはスノーダクト屋根にとって
要となる部分であり
屋根を施工する上で1番最初に設置する部分です
そのためスノーダクトが傷めば
屋根は全て葺き替えになるという
お話しをさせていただいています
新築の時には工事をしてもらう
業者さんは選べないこともありますし
これから住む方は知るよしもありません
築年数が経過していけば
こうした老朽化についても
検討しておくことが必要になります
ただ新しく葺き替えるだけではなく
必ず起こり得る弱点もふまえた上で
工事をすることが大切です
特に塗装をする際には
スノーダクトが問題ないか
しっかりと確認しておくことを
おすすめいたします
Profile
屋根の雨漏りが見つけられない挫折を乗り越えた今だからこそ、屋根からの雨漏りの専門家として雨漏りを解決するだけではなく不安を取り除き「安心して暮らせる」を提供している
札幌市手稲区の「齊藤板金」代表の齊藤宏之です